冷たい飲み物やアイスがおいしい季節です。冷蔵庫の中も、炭酸飲料やアイスのストックが増えているのではないでしょうか?
「食欲が落ちやすい時期です。いつもの炭酸水やアイスに、冷凍フルーツを取り入れてみてはいかがでしょうか?」と提案してくれたのは、ライフオーガナイザーの佐藤美香さんです。自作冷凍フルーツや、市販の冷凍フルーツを使ったアイデアを教えてくれました。
ドリンクやアイスに。冷凍フルーツでおいしく楽しく夏を乗りきろう
毎日フルーツを食べたい! けれども、ひんぱんにフルーツの皮や種など生ゴミが出るのは、においが気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
私の住む地域では、生ゴミの回収は週に2日。日中は仕事に出かけ、部屋を締めきっていることも多いため、室内の温度も上がりやすい。そのため、できるだけ生ゴミの回収日の前日に、野菜やフルーツなどの生ゴミが出る食材をまとめて切るようにしています。まとめて切ったフルーツは、数種類ミックスにして冷凍しています。
●自家製冷凍フルーツミックスで、手軽にフルーツジュース
写真は、オレンジ・リンゴ・バナナ・パイナップルのミックスです。
フルーツの皮むきって、地味だけど大変ではないですか? まな板に色がつきやすいので、一度にまとめて切っておくと、毎回まな板を漂白したりする手間も省けます。冷凍したフルーツミックスは、ジュースにしています。
ジュースにするときは、ミキサーに冷凍フルーツミックスと水を入れて撹拌するだけ。フルーツ自体が凍っているので、氷を入れる必要もなく薄まることもありません。
一からつくろうと思うとハードルが高いフルーツジュースも、時間のあるときに冷凍フルーツミックスをつくっておけば、気軽に楽しめます。水をグレープジュースなどに変えれば、簡単に味変もできますよ。
●市販の冷凍フルーツで、オリジナルアイス
市販の冷凍フルーツも便利でおすすめです。わが家では、カットずみのマンゴーを購入することが多いです。
この冷凍マンゴーをフードプロセッサーで撹拌し、マンゴーが細かくなってきたところで生クリームを入れてさらに撹拌し、アイスにしています。
もともとカットされているので、フードプロセッサーの刃に絡まることもなく、短時間でアイスがつくれます。
生クリームの量を好みで調整できるので、マンゴー感たっぷりも、クリーミーも自由自在。
このほかにも、ブルベリーやベリーミックスに、生クリームとヨーグルトを入れてつくることもあります。甘さははちみつで調整。材料を全部自分で選べるので、ご家族にアレルギーなどがあっても安心です。
●市販の冷凍フルーツで、いつもの炭酸をおしゃれに
ちょっと気分転換したいときも、冷凍フルーツは活躍します。たとえば、いつもの炭酸も、少しだけフルーツが入ることでおしゃれに見えます。
写真は、ミックスベリーを入れたグラスに、サイダーを注いだもの。ミックスベリーの色で、ほんのりピンク色になってきれいです。アルコールが飲めない方でも、カクテル気分を味わえますよ。
暑い時季は、なにをするにも疲れやすいですよね。手軽にフルーツを取り入れて、楽しくおいしく夏を乗りきりましょう!