夏はもうすぐそこ! 肌の露出が増える季節に向けて、ダイエットを始めている方も多いのではないでしょうか。といっても、急に運動をしたり、食事制限をするのは大変。
そこでおすすめなのが、寝転んだままできるエクササイズ“バレックス”。バレエダンサーが行うエクササイズをヒントに編み出されたもので、寝転がったまま、心地よくできるんです。
「ボディラインの崩れを気にせず、夏のレジャーや洋服を楽しみたい!」そんな願いをかなえるバレックスを、バレエダンサーの竹田純さんに教えてもらいました。
ボディラインを引き締める!脚のむくみとぽっこりおなかに効くバレックス
心臓から離れた脚は、血流が悪くなることでむくみがち。脚を上げ重力から解放することで、血流がよくなり、むくみがすっきり解消されます。
また、おなかの中心にある腹直筋(ふくちょくきん)などのインナーマッスルも使うので、ぽっこりおなかにも効果的です。
●1.あおむけになり両脚を90℃に上げる
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マットなどを敷いてあおむけになり、両腕を肩の位置で広げる。床に垂直になるように両脚を上げ、肩幅に開く。
<ポイント>脚の高さが低いのはNG
脚は床に対して垂直になるまで上げましょう。低い位置だと腰に負担がかかってしまいます。
<ポイント>脚が上がらなければ、バスタオルを仙骨に当てて
体験者も、さっそく試してみました。
バスタオルをたたみ、背中側の骨盤上部にある仙骨の下に当てると、傾斜がついて脚が上がりやすくなります。
●2.ハサミのように脚を交互に交差する(回数の目安:10回)
両脚のつけ根から寄せて、右脚を前に交差する。このときひざが曲がらないように注意し、つま先とひざは同じ方向に向ける。
ハサミを開くように1の姿勢に戻る。
同様に左脚を前に交差する。これを左右交互に10回行う。
<ポイント>ひざが曲がっているのはNG
ひざが曲がると、ひざ下だけ交差する動きになってしまい、効果は半減。ひざはしっかりのばし、脚のつけ根から交差するように動かしましょう。
ESSE2018年7月号では、寝ているときの疲れをリセットしてくれる“お目覚めバレックス”や、リラックスをもたらし眠りやすくなる“おやすみバレックス”などを紹介。こちらもぜひチェックして、夏のボディメンテナンスに役立てて。