どこの家庭でも大量にあり、整理に困りやすいのがタオル。だからこそたくさんの「タオル整理術」や「タオル収納術」があちこちで紹介されていますが、「ふーん」と思って読んでも、結局スムーズに取り入れられない、という経験はないでしょうか。
それは「自分のタイプにあったタオルの片づけ方」をしていないことが原因かもしれません。
心理タイプ別・タオルの片づけ方。スムーズに処分できるようになる
心理タイプ別片づけ術を開発した安田マキさん、松下さおりさんに、タイプ別のタオル片づけ術を教えてもらいました。
●タオルをためこんでしまう理由もタイプによってさまざま
いま使っているものだけでなく、いただきものや景品のタオルが押入れで眠っているのは、もはや「タオルあるある」ですよね。こうしたタオルを捨てずにとっておいてしまう理由は、3つのタイプによって異なります。
次の設問のうち、あなたが当てはまる回答はどれか、直感で答えてください。
Q.あなたがものをとっておく理由で、一番多いのはどれ?
(1) とくに理由はなく、なんとなくとっておくことが多い
(2) 買ったりもらったりしたときのことを思い出して、手放せない気持ちになることが多い
(3) もし必要になったときなかったら不安だからとっておくことが多い
あなたのタイプは次のとおりです。
(1) 「現在」にとらわれるくまタイプ
全般的になんとなくものをとっておくことが多いので、タオルも「気がついたらいつの間にか大量になっていた」ということがほとんど。新しいタオルを押入れに眠らせたまま、ほつれたタオルを使っていることもよくある。
(2) 「過去」にとらわれるねこタイプ
家にやってきたときのことを思い出すと手放せない…と思いがちなので、いただきもののタオル、子どもがお気に入りだったなど思い出のタオルがたくさん。「捨てるのはしのびない」という気持ちがネック。
(3) 「未来」にとらわれるいぬタイプ
必要になったとき手元にないと不安なので、「いざというとき」に備えたい。お客様用の新品タオルをはじめ、普段使い用、スポーツ用、旅行用など用途がたくさんあるから「捨てる理由がない」と思い込みがち。
このように「タオルが減らない理由」はタイプによってさまざま。では、この大量のタオルをどうすればよいでしょうか。
まずは基本の「タオルの片づけ方」から教えてもらいましょう。