本誌連載『ドルオタが行く!』のこぼれ話をESSEonlineで紹介!
2月号に登場してくれたのは、ミュージカル『テニスの王子様』『刀剣乱舞』などの2.5次元舞台で注目を集め、弱冠20歳で『レ・ミゼラブル』のマリウス役を射止めた、話題のミュージカル俳優・三浦宏規さんです。
三浦宏規さんにインタビュー!「これからも舞台を続けていきたい」
1月18日開幕のミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』では、コメディに初挑戦します。ミュージカル界の貴公子の気になる素顔に迫ってみました。
●コロナ禍を経験して、改めて舞台っていいなと思った
Q1.三浦さんが感じる、ミュージカルの魅力は?
歌があることで、ただ演技するよりも演じる役としての感情の幅を表現しやすいですし、より楽しくお芝居ができるところですね。といっても、僕なんてまだまだ未熟ですし、専門的に声楽を学んできてもいないなかで、今回の『SPAMALOT』や『レ・ミゼラブル』に出演できること自体が奇跡に近いことだと思っています。これからも練習を積み重ねてひたむきに向き合っていきたいと、常に思っています。
Q2.今までの俳優人生で、忘れられない瞬間は?
昨年の緊急事態宣言明けにやらせてもらった最初の舞台『Nostalgic Wonderland♪~song & dance show~2020』が、本当に感慨深かったです。コロナ禍で多くの舞台が公演自体できなかったり、僕自身、主演ミュージカルが公演途中で中止になったりしたので、お客様がいて、演者がいて…一緒につくった舞台に立てるというありがたみをより感じるようになりましたね。やはり拍手をもらえることはうれしいし、改めて舞台っていいなと感じました。
Q3.今後の俳優としての目標は?
今までも、『テニミュ』(ミュージカル『テニスの王子様』)への出演や、帝国劇場の舞台に立つといった、思ってもいなかったことが実現してきました。だから、この先どうなりたいとかは決めない方が、いろいろと広がっていくのかなと思っています。とにかく今はいろいろなことに挑戦してみたい。でも、ひとつ言えるのは、舞台が大好きなことは変わらないので、これからも続けていきたいということです。
●中学生になるまで、肉をまったく食べられませんでした
Q4.好きな食べ物と嫌いな食べ物は?
昔から、「なにが食べたい?」って聞かれると、決まって「豆腐のみそ汁、もずく、ご飯」と答えていました。基本はそれがいちばん好き(笑)。でも、最近ハマっているのは、フーチャンプルーです。車麩を使ったチャンプルーなんですが、おいしいですよ。苦手なのは、ホルモンとか肉の脂身。じつは中学生になるまで、肉をまったく食べられなかったんです。上京してから、ハンバーグ、鶏のササミのから揚げ…と、脂身の少ないところから徐々に食べられるようになりました。
Q5.理想の初デートプランを教えてください
行先を決めないノープランのドライブかな。最近、昔放送されていたバナナマンさんの『バナナ炎(バナナファイア)』というバラエティ番組の「ノープランロケ」っていうコーナーにハマっていて。毎回、レンタカー屋さんから始まって、行先も目的も決めないで“どこ行く?”って感じで1日自由に行動する旅企画なのですが、そういうのをやってみたら楽しそう。でも、クルマの免許もっていないので、まずそこからですね(笑)。
Q6.三浦さんのハマっているものを教えてください
昔のバラエティ番組ですね。『SPAMALOT』でコメディを初めてやらせていただくというのもあって、バラエティ番組を見て勉強してます。『そんなバカなマン』というバナナマンさんとバカリズムさんの番組の『パシフィック・ヒム』というコーナーがあるのですが、突拍子もないことばかりやらされる日村さんが、すごくおもしろいのでぜひ見てください(笑)。
ESSE2月号の本誌連載『ドルオタが行く!』では、『SPAMALOT』への意気込みや得意な家事の話なども掲載しています。また、三浦さんの直筆サイン入り色紙のプレゼントゲットのチャンスも! dマガジンでは、本誌未公開カットも公開中です。
【三浦宏規】
1999年、三重県生まれ。バレエダンサーを経て、2015年に舞台で俳優デビュー。『レ・ミゼラブル』はじめ、『刀剣乱舞』『テニスの王子様』などミュージカルを中心に活躍。ミュージカル『モンティ・パイソンのSPAMALOT』featuring SPAM® 東京公演(2021年
1月18日~2月14日、東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)、大阪公演(2月18日~21日、オリックス劇場)、福岡公演(2月26日~28日、福岡市民会館大ホール)出演。ミュージカル『レ・ミゼラブル』(2021年5月21日~7月26日、帝国劇場)出演