便利な液体ハンドソープや泡ハンドソープの影で、つい余りがちな固形石けん。
パーティスタイリストの浦岡裕子さんがすすめるのは、固形石けんをピーラーで削って「フレーク石けん」にすること。こうすることで持ち歩きしやすくなるうえ、使いたい分だけ手に取れるので便利といいます。
つくり方と活用法を教わりました。
固形石けんの形をチェンジでしておしゃれに!「フレーク石けん」3つのメリット
固形石けんの上手な活用アイデアをご紹介します。フレーク状にすることでメリットがたくさんあります。
・使いたい分だけ手に取れるので、ヌルヌルしやすいディッシュソープが不要に・固形石けんよりもフレーク状の方が子どもも使いやすい
・液体ハンドソープほど重量がないので持ち歩くのに最適
まずはつくり方をご紹介します。
●2ステップで簡単! フレーク石けんのつくり方
【材料】
・固形石けん
・ピーラー(100円ショップでも売っています。石けん専用に用意しておくと安心)
・半分に折ったA4サイズの紙
・チャックつき袋
【つくり方】
(1) まず作業の前は手を清潔にしておきましょう。気になる場合はさらにビニール手袋をはめておくと安心ですね。
半分に折って開いたA4の紙の上で、石けんをピーラーで削ります。紙を半分に折っておくのは、削った石けんを袋に移すときに便利なため。
(2) 削り終わったら、紙からジッパーつきの袋へ移して完成です。
使い方が広がる!フレーク石けん活用アイデア
続いて、実際の活用法をご紹介します。
●その1 公園で手を洗うときに
たとえば子どもと公園に行ったとき。公園に水洗い場はあってもハンドソープまで常備してあるところはなかなかないもの。汚れた手を洗いたいとき、フレーク石けんを少しこどもの手にかけてあげれば手をこすり合わせるだけで石けん洗いができます。
●その2 旅行や非常用バッグに入れておく
液体ハンドソープほど重量がないので荷物の負担にもなりません。普段固形石けんで肌のお手入れをしていて、旅行先でも同じものを使いたい人は必要な分だけ削って持ち歩けば便利です。非常用カバンにも入れておけば、避難先での手洗いにも使えます。
●その3 簡単にラッピングしてちょっとしたおすそわけにも
100円ショップに売っているジッパーつきクラフトバッグに入れてラベルをはれば、なんだか売り物のよう。いい香りのもの、好きな色合いなど好みにあわせてパッキングしておすそわけするのもいいでしょう。
洗いシーンが増えている今だからこそ、持ち歩いていつでも清潔を保てるようにできると安心ですよね。ぜひお試しください。