こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。
ストレスは小さく発散!自分自身で元気を取り戻すためのちょっとした習慣
私の周りには、つらいことや大変なことがあったとしても、ご本人はそれほどストレスに感じずに生活している方たちがいます。
笑顔が多く、元気で、ゆったりした雰囲気。しかも20代から70代まで、幅広い年代の方々です。
逆に、周囲から見たらまあまあ幸せでも、悪いことを探しては落ち込んでばかりいる人や、口が多い人も。
前者の方たちからお話を伺っていると、「ストレスを感じていない」というより、「多少のストレスは感じていても、発散が上手」という印象を受けました。
たとえば「海外旅行へ行く」など大がかりな発散方法ですと、その後しばらく気持ちはもつけれど、逆に体の疲れは残ってしまった…とか、次の旅まで楽しみがない…という場合もあるかもしれません。
そうではなく、もっと簡単に、日々できることのなかでストレスを発散をしているのです。
たとえば、日々通る駅までの道のり。彼らは、時期によって通る道を変えてみるといいます。
桜の季節は桜が咲いている場所を、5、6月は新緑がきれいな場所を、夏場は日陰の多い道を、秋は紅葉を楽しんで、冬場はクリスマス飾りを楽しんでいる家々の周辺を…という風に。
「人の家のお庭だけれど、きれいに手入れされてるな~」とか、「道端のお花がきれいだな~」なんて、自分の目を楽しませてくれる場所を選んで歩くことも。
それによって、気持ちが上がるそう。「なるほど!」と、思いました。
私も見習って、自分でできる小さなストレス発散方法を増やしています。
たとえば、枕元に好きな香りを置く、太陽の光を浴びる、カラフルな入浴剤で朝風呂を楽しむ…。
ときどき体を伸ばしてみる、友人や家族とのおしゃべりの時間をもつ、気分に合わせて下着を選ぶ、大好きな味の紅茶を楽しむ…。
文章を書くことや掃除、ときどき昼寝をしてみたり、ドライブするのもいいですね。
また、ハンカチや、ミニタオル、システム手帳など、マメに目に入る小物は、明るい色を選ぶように。
一日に何度もバッグから取り出す財布は、満足できるものを使うのも大事だと感じます。
こうしていると、確かに、ふとした瞬間にホッとできたり、満足したり、元気が出たりします。
しかもすばらしいのは、だれかの力を借りることなく、自分で自分を元気にすることができること。
小さなことなら、毎日続けるのも難しくはないもの。ちょっとしたことでストレスを発散する方法、ぜひ試してみてください。
【若松美穂(わかまつみほ)】お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住
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