いよいよ夏本番。台所の生ゴミのにおいが気になる季節ですね。
そんなにおいのストレスから解放されるアイテムを、ラク家事を研究するライターの三條凛花さんに教えてもらいました。
夏の生ゴミのにおいが消えるアイテム。100円グッズも大活躍
●驚異の防臭BOS
すべての画像を見る(全10枚)「驚異の防臭袋BOS」は、ドラッグストアやネットショップで買える商品。もともとは、子どものオムツを入れるために買った袋です。
これがあれば、オムツでも、ペットの猫砂でも、生ゴミでも、何を捨ててもゴミ箱ににおいがつきません。公式ホームページによると、においが漏れるスピードがとても遅くなるように設計されているため、不快なにおいを感じないのだとか。
使い方は簡単。ここに生ゴミなどにおいが発生するものを入れます。ここでは緩衝材を生ゴミに見立ててご紹介していきます。
袋の口を数回ねじります。
そして、しっかりと結ぶだけ。袋を二重にする必要はありません。
サイズはSS・S・M・ロングの4種類。
わが家ではオムツ処理にも使うため、数多く購入します。20×30cmのSサイズ(200枚入り1890円)を買っていますが、キッチンで使うのも同じものにしています。もし生ゴミだけに使うのであれば、Sサイズより大きいものの方が使いやすいかもしれません。
わが家では、三角コーナーを置いていません。調理時に出た生ゴミは、そのままBOSに入れます。
ただし、水気がある生ゴミは、シンクに捨て、排水口にかぶせたネットに集まるようにします。1日の終わりにはずして、BOSに入れて捨てるという仕組みです。
この袋を使うようになってから、生ゴミのにおいストレスがなくなりました。
もちろん、袋の中にそのまま生ゴミを入れても大丈夫なのですが、それでも心配なときは、新聞紙を敷いて入れています。
BOSと排水溝ネットは、セリアで購入できる「プルアウトボックス」につめ替えて、シンクの横に置いています。フタに十字の穴があいていて、そこに引っかかって中身が1つずつ取り出せるというもの。
手が濡れていても、袋だけをさっと取り出せるのが便利ですよ。
●紙製水切りゴミ袋(ダイソー)
水きりゴミ袋は、三角コーナーの代わりに使える、使い捨てのアイテムです。
袋そのものが自立し、穴があいています。たとえば、残った汁ものを捨てるときも、そのままこの袋に流せば水分だけが抜けていきます。
ダイソーだけでも、水きりゴミ袋にはいろいろなタイプがあります。ビニール製のもの、メッシュタイプのものなどです。私が愛用しているのは紙袋タイプのもの。厚手でしっかり自立するので、ゴミを捨てやすいのが気に入っています。
ただし、底面の穴がビニール製のものと比べるとやや大きく、細かなゴミが流れてしまいます。そのため、上で書いている排水口ネットと組み合わせる必要があります。
私が水きりゴミ袋を使う頻度は毎日ではありません。生ゴミの多い日と決めています。
日々の調理の生ゴミを入れていくと、すぐにいっぱいになってしまいます。すると、防臭袋のSサイズには収まりきらなくなってしまうのです。
そのため、子どもが汁ものを大量に残したときや、冷蔵庫でどうしても使いきれなかったものがあるときなどに使うお助けアイテムとして活用しています。
なお、私が使っているこちらの商品は、テレビのリモコンくらいの大きさです。ご家庭のライフスタイルに合わせたサイズのものを探してみてください。
この時期の不快な生ゴミ対策として、防臭袋と水きりゴミ袋でぜひ乗りきってくださいね。