形も大きさもバラバラな家電の収納は厄介なもの。ごちゃごちゃするうえ、大抵のものがコードつきで、そのコードをどうするかも悩みどころです。
整理収納アドバイザーの小林尚子さんは、「あまりきっちりしまうと、いざ使うときに取り出しにくくなってしまいます。また、取り外し可能なコードだけをまとめて収納しようとしたりすると、逆にわからなくなってしまうことも。快適な収納を目指すには、ちょっとした工夫が必要です」といいます。
厄介な家電とコード類の収納にファイナルアンサー!
そこで小林さんの自宅を例に、すっきり片づく家電とコード類の収納方法を語ってもらいました。
●カメラと充電コードはケースに分けてラべリング
カメラはどこで多く使うのかで、収納場所を決めることをおすすめします。
私の場合は、家での撮影がおもなので、リビングのTVボードに収納しています。
同じスペースに、カメラとビデオカメラを収納。ビデオカメラは外で使うことが多いのですが、TVに接続して見ることがあるので、ここに収納しています。
充電器や関連コードはそれぞれケースに分けて入れラべリングすれば、どれがどのコードか一目瞭然です。
わが家では、中身が透けて見えるソフトケースを使っています。
こうすれば迷子にならず、「どれがどれだっけ?」と悩むこともありません。
●スマホ充電器は定位置決めを
スマホを充電していると、出かけるときに忘れてしまうことがあります。そこで、クローゼット横の机を充電スペースにしました。
コンセント近くに、充電器とスマホをセットで収納しておけば、動線的にも便利。自宅でもスマホの定位置を決めておけば、迷子になることもありません。
●ドライヤーは持ち運びやすさも考慮
ドライヤーはおもに洗面台で使うので、洗面台下に、取っ手つきのケースに収納しています。
ヘアクリームやブラシを一緒に入れれば、ケースごとさっと取り出して使うことができます。
洗面所以外の所で使うこともあるので、持ち運びやすさも考慮した収納です。
ときどきしか使わないカールアイロンは、引き出しにしまっています。
●パソコンコードはUSBと一緒に
パソコンコードは、もちろんパソコン近くの引き出しに収納。
接続して使うUSBも一緒に収納して、使いやすくしています。
本当にちょっとしたことではあるのですが、どんなときにどこで使うかを考えて収納すれば、しまいやすく、使いやすくなりますよ。