フジテレビ「ノンストップ!」のコーナー「ノンストップ! ESSE」。プロデューサーの吾妻聖子さんに、コーナーの裏側を紹介してもらいます。

今回は、新型コロナウイルス対策をしながらの、生放送収録の様子をお届けします。

食材を切っている男性
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コロナで厳戒態勢。生放送の裏側

新型コロナウィルスの影響で、Onedishのロケはできなくなってしまいましたが、生放送は変わらず続いています。

フジテレビの社屋は、入るときに検温が実施され、発熱がある人は入館できません。
スタジオもソーシャルディスタンスを守り、距離をとって放送をお届けしています。スタジオのみならず、スタッフの人数は最小限。ゲストの方の付き添いも、最小限にしてくださいという案内が出ています。

消毒液

当然ながら、スタッフは全員マスク着用、スタジオの中にも外にもいたるところに消毒液が置かれ、今までとは明らかに違う空気が流れています。

私が担当しているのはお料理コーナーなので、より一層の注意が必要になります。

お料理コーナーを続行することに賛否の声がありますが、私は今こんな時期だからこそ、おうちでできるおいしいお料理をお伝えすることに、とてもやりがいを感じています。

家族が食べる三食を、家で毎日つくるのは、本当に大変です。少しでも簡単に、少しでもおいしいレシピをお届けして、つくる楽しさと食べる喜びをお届けできればと考えています。

スタジオの様子

もちろん、お料理コーナーもコロナ対策でスタッフの動きは変わりました。

スタジオの配置もソーシャルディスタンスを考慮し、笠原さんのコーナーは久代アナなしで、一人でつくっていただいてます。名物の「笠原の極み」は、席に座っている三上アナと設楽さんと3人で。リハーサルももちろん同じように距離を保っています。

お料理をする女性

スタジオで試食用のお料理をつくってくださっているフードコーディネーターさんも、緊張の連続です。手洗いや消毒はもちろん、マスク着用で細心の注意を払いながら調理してくださっています。

食器を拭く女性

これまでは放送後の余ったお料理は、スタッフや出演者がみんなでおいしくいただいていましたが、ここ最近は試食も禁止して、つくった本人が食べるように切り替えました。

坂本さんのOnedishのコーナーも、最新の注意を払って、最小人数で収録しています。そして、これまでつくった400以上のレシピから、坂本さんと一緒に「今役に立てそうなレシピ」を厳選しています。

私は、お料理コーナーの各曜日にそれぞれのコンセプトをつくっています。火曜日の笠原道場は、「おうちの新しい定番料理になるような、簡単でおいしい料理」水曜日のおしゃレシピは「写真が撮りたくなるような、お手軽レシピ」そして、金曜日のOnedishは「週末、少しだけ手間をかける絶品料理」。

このコンセプトそれぞれが、今こそ自粛生活のなかで生きてくるのではないかと思っています。そんなことも気にかけながら番組をご覧いただければ幸いです。

非常事態宣言が延長されましたが、ぜひお料理をして、お家時間を楽しんでいただければと思います。