悪質デマでトイレットペーパーが買えない!エッセンシャルワーカーを守ろう
「十分にあると言われているのに買い占める人がたくさんいる現状が悲しいです」(神奈川県・講師・44歳)
マスクと異なって、トイレットペーパーやおむつ、生理用品などの紙製品は、供給が追いついていると報道されているにも関わらず、一部のデマ情報に惑わされて買い占める人も。
すべての画像を見る(全4枚)●子どもたちを巻き込んで買い占める親
「1人1点までと書かれていたら、子どもたち全員を連れてきて5点購入している人が。そのあとに来た人が買えていませんでした」(千葉県・会社員・27歳)
「職場の人がトイレットペーパーがなくて朝一で並んで購入した際、ほかにも欲しい人が並んでいるのに、子どもを連れてきて紙製品をいくつもまとめて購入している家族がいて、すごく腹が立ったと話していました」(東京都・会社員・37歳)
「一家総出で来て、レジ前で人家族一つと言われるとみんな散ってそれぞれが買おうとしている家族を見て、悲しい気持ちになりました」(福岡県・会社員・38歳)
●お店が補充しても、品薄になるトイレットペーパー
「たまたま買い物に行った際に、必要だったのでトイレットペーパーを購入できました。今ではどこにいっても品薄なので、なかなか買い物に行けない人は本当に大変だろうと思います」(千葉県・主婦・34歳)
「いつもトイレットペーパーが残り1ロールになったときに購入しており、今回のデマで品切れになったときは切実に困り、並んでトイレットペーパーを購入しました」(東京都・主婦・47歳)
トイレットペーパーやティッシュペーパーはほとんどを国内で生産しており、原材料調達も中国に依存しておらず、十分な在庫があります。経済産業省も「SNS等において、トイレットペーパーやティッシュペーパーが不足するとの情報が広がっていますが、これらの紙製品は、現在、通常通りの生産・供給を行っています。」と通達しているにも関わらず、まだ買い占める人がいるようです。
●早朝から並ぶ高齢者がドラッグストアをはしご…
「毎朝、高齢者ばかりがドラッグストアに並んでいます。目的はトイレットペーパー。十分に在庫はあると、政府もメーカーも小売店もアピールしているのに。オイルショックでなにを学んだのでしょうか」(広島県・会社員・27歳)
「同じおじいさんが毎朝、駅前のドラッグストアに並んでいます。ある日、『昨日も並んでいましたね?』と話しかけてみたら、『トイレットペーパーはなくなると大変だから、今日はあと3軒薬局をまわるんだ!』と得意げに言われて言葉を失いました」(東京都・自営業・34歳)
●おむつや生理用品も品薄に
「子どもはまだ5か月なのでおむつとお尻ふきが欠かせません。なのでどこに行っても品薄なときは焦りました。本当に在庫がない人に行き渡るよう、在庫があるのにストック買いする人が減ってほしいと思いました」(群馬県・育休中・31歳)
「店によってはパンツタイプのおむつが品ぎれで、テープタイプばかりで困りました」(愛知県・アルバイト・34歳)
「普段利用しているお店に生理用品が1つもなくなってしまって本当に困りました」(神奈川県・アルバイト・41歳)
「生理用品の価格が一時期、一気に高騰してびっくり」(東京都・会社員・37歳)
医療や介護の現場で命を守るために働いている人や、物流の現場や生活必需品を販売するために出勤している人など、この状況をなんとか打開するために最前線にいるエッセンシャルワーカーの人たちは、早朝からトイレットペーパーのために並んだりするヒマなんてありません。
今、現場の最前線で働く人たちが、生活に困ることがないように社会全体でサポートする必要があるのではないでしょうか。