主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。

ともにいる家族だからこそ心がけてみること

コロナウイルスの影響で、家族がみんなで自宅にいることが増えています。
楽しい時間もある一方、ストレスがたまったり、兄弟ゲンカや親子・夫婦でのもめごとが増えるという方も。

気に留めておくとラクになるかな…と思うことを、いくつか並べてみようと思います。

花
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●注目しすぎない・監視しすぎない

一緒にいると、つい相手(夫や子ども)のすることが見えてしまい、気になって仕方がない…ということってありませんか。
嫌なことならばなおのこと、なんだか目がいってしまうもの。

でも、気にするかどうかは、じつは自分次第だったりもします。
どんなにこちらが気にしても、相手の行動を思うとおりに変えることはできないもの。

あえてジーっと見つめて、「イヤだ」「やめてほしい」と思い続けるより、こちらがすることを変えたり、自分から気にならない場所に移動したりしてみる。
兄弟ゲンカなら、ケガをしたり、命に係わることは別にして、「自分たちで解決する様子を見守ってみる」など、毎回はできなくても、ときに“見つめすぎない”ことも必要かもしれません。

料理に集中したり、好きな動画を見たり、本を読んだり、お風呂に入ったり…。

なんて言っておきながら、本当に「言うのは簡単、するのは大変」なんですよね、私も経験して理解しております。
でも、ちょっとやってみると「そんな方法もあったのね」「案外気がラク」と気がつくこともありますし、なにより、自分で「やってみよう」と思わないことは、そもそもできないものです。

お子さんたちへ、見守りはしても、“今だけは監視しない” “見つめすぎるのをやめてみよう”と決めることも、ご自分の心の余裕を保つためには必要かもしれません。

夕焼け

●文句だと認識できるのならば 口数を減らす

もし今、口から出る言葉が「文句だ」とご自分が認識できるのならば、口数や言葉数は減らした方が、もめごとと自分の居心地の悪さは少なくてすむでしょう。

“怒りは人との距離を遠ざけるもの”

勢いで遠ざけた距離を、再度縮めることの方が、ずっと労力がいる場合もあります。怒って一瞬はスッキリしても、その後は罪悪感と居心地の悪さで満たされたりもして。

言いたいことはパッと口にせず、いったん頭の中で最小限にまとめ、本当に必要なことだけ伝えてみてはいかがでしょう。

●声のトーンを上げて伝えてみる

「おはよう」「おやすみ」「行ってらっしゃい」「おかえり」「あのね」「これ、お願いしてもいい?」「ありがとう」
日々のなにげない会話でも、笑顔をつくり、ワントーン上げて話しかけてみましょう。相手のためのようで、意外や意外、自分の気持ちが上がったりもしますよ。

家族

●家族間でも、他人にするように気遣いをしてみる

他人には精いっぱい気を使う一方、甘え放題で気遣いなんていらない、わかってくれているのが「家族」と思ってはいませんか。
いえいえ、そんなことはありません。

自分自身が大変なときにいちばんに助けてもらうことがある、真っ先に頼るのが家族ですし、“あなたにとって失いたくない大切な人たち”なのであれば、日々大切に・丁寧に・愛情をこめて接することが必要だと私は思います。

あなたの普段の家族への対応は、今後の家族の未来やあなたに返ってくると認識することが必要かもしれません。

【若松美穂(わかまつみほ)】

お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「

“いま”と“みらい”のへや

」にて最新情報を更新中