自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。
今回は読者から寄せられた「ママ友は必要ですか?」という質問に答えてくれました。
ママ友は必要?「気が合う人がいたらいいな」とのんびり待つくらいでいい
すべての画像を見る(全5枚)ママ友って必要ですか? との質問、私めっちゃ悩んでしまったんです。
なぜならばママ友をつくることによってハゲるほど病んだ期間もあったし、ママ友に心を救われたという経験もあったからなんです。
そして、今現在この地での私のママ友数はゼロ。
娘の幼稚園にも、息子の小学校にも子供を通じて仲よくなったという友だちは1人もおりません。
なので、幼稚園の参観日やPTA活動などは自由時間になるともっぱら自分と向き合う時間。
自分の爪を観察したりなどしかすることがありません。
小学校の行事に同伴してくれてた娘も来年卒園。
となると、来年以降は小学校行事はエターナルソロ活動の予感がビンビン。
それにしても、ママ友がいていちばんうれしいことは“心強い”ということではなかろうか? と思います。
たとえば赤ちゃん時代だと、急に熱が出て吐いたり、湿疹が出たり、癇癪がひどかったり、旦那がまったく家庭をかえりみなかったり、いろんな不安やストレスが溜まるものだけど、ママ友同士で「わ~、うちもだよー!」と話すと気持ちが超楽になりますよね。
私もママ友が欲しくてたまらなかったのは、ストレスフルな子ども低年齢期でした。
でも、同じくらいの年齢や月齢の子どもがいて、しかも同じクラスや学校で、なおかつ気の合う友達ってそうそういなくないですか?
共通点が子どもが同い年って点のみだったら、ママ友としてはやっていけても、友だちには結びつきにくいんでは? と思ってます。
岡山時代のママ友は今も仲良くやり取りをするけれども、横浜時代のママ友はお互いに年賀状も届かない感じの関係になりました。
背伸びしまくって無理な努力をしてもやっぱりダメだったなと思う理由です。
わー気が合わない可能性高い~!という方と無理して仲良くなって、私が得たものはハゲた頭だけです。
といういろいろがあり、1人で子どもを見つめる参観日も、私はまったく恥ずかしいと思わなくなりました。
なぜならば、私の場合、幼稚園や小学校で私のお下劣な本性を知られてしまったら大変だと気づいたからです。
なにを考えてるかわかんない、いるかいないかわかんない人、というポジションを死守してこのまんま走り抜けたいと思ってます。
「いたらいいな~」と、トトロを待つくらいのスタンスで、お互いピッタリなママ友を待ちましょうね!
【大盛のぞみ】
Instagramに
@imoootjya名義で投稿した“ほっこり下品”な手描き漫画が、今いちばんポップな闇漫画として大きな反響を呼ぶ。フォロワー数は約10万人超。2児の母。著書に『
のぞみ33歳。だだ漏れ日記』(扶桑社刊)がある