自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。
今回は、息子のときと違って難航した、娘の離乳食づくりのお話です。
娘の離乳食づくりにまつわるムカつく思い出
娘の離乳食についてサラッと書こうと思ったんだけど、今回はちょっとイラッとした経験について書かせてもらいますね!
娘の離乳食開始時期は6か月から。
歯がなかなか生えてこないことと、平均より少し小さめなことくらいが悩みだけど、あとは順調に育っていた娘。
ところが、ウキウキで10倍粥を炊いてこして食べさせるものの、完全に拒否。
なにも食べないことに不安になり、6か月検診の時にお医者さんと栄養士さんに相談。すると、10倍粥がダメならバナナなんかの赤ちゃんの好きそうなものや、うどんなんかをやわらかく煮てすり潰してあげるのもいいかもしれない! とアドバイスされた。
「はー、思ったとおりの進め方ができない…」と悲しみつつも、頼みの綱のバナナを与えてみるも完全拒否!!
離乳食に限っては順調だった息子のときとの違いに、動揺しっぱなし!
試行錯誤を繰り返しつつも、お粥を基本にいろいろ好きな物を探そうとしていた当時の健気な私。
そんな私に、義母っちが言ったことと。
「おかあちゃんのつくるご飯がまずいから食べんのじゃろうて。手間暇かけて捨てるようなもんつくったらいけんわ~」これにはのぞみもブチ切れ。
「んなら、お義母さんに全部おまかせするんで離乳食進めてくださいよ!!」とお願いしたところ…うどん、おかゆ、バナナと好きそうなものを一通り試し拒否されて「無理じゃ! どこかおかしいんかもしれん!」と1日で軽やかにサジを投げてきた。
食べたくない! とプラスチックのサジを投げるのは娘だけで充分。やれる言うたならサジ握ってやってくれや!! と私の心の中はマグマ噴出。
瞬間風速での義母イヤ度は、このときかなりの記録を叩き出したよ。
でも、怒りながらも、本当に娘がどこかおかしかったらどうしよう…と不安になってきた。
育児書やスマホのお悩み相談なんかを見ても、ここまでなにも食べない子どもについて書いてないので、病院に相談に行くことに…。
【大盛のぞみ】
Instagramに
@imoootjya名義で投稿した“ほっこり下品”な手描き漫画が、今いちばんポップな闇漫画として大きな反響を呼ぶ。フォロワー数は約10万人超。2児の母。著書に『
のぞみ33歳。だだ漏れ日記』(扶桑社刊)がある