育児中で自分の時間がゼロな人。共働き中で、仕事と家事で疲れ果てている人。テレワーク中で、仕事と家事の時間がごっちゃになっている人。ほとんどの時間を家庭のために使っていて、自分の趣味や勉強の時間をあきらめていませんか?
ミニマリストとしてブログなどで情報を発信しているゆめさんは、時間の使い方を見直して、自分時間をつくり出したとのこと。詳しく伺いました。
家事を見直し。共働きでも、子育て中でも自分時間はつくれる
働いたり子育てしたりしていると、毎日大忙し。家事や育児に追われ、気づけば1日が終わっている…。そんな風に感じている方も多いことでしょう。以前の私もそうでした。
そこで、自分の1日の行動を客観的に観察してみると、ムダな時間が結構あることに気づきました。
今ではその時間を意識的に削ってあき時間をつくり、その時間を自分の本当にやりたいことに使えるようになり、日々の満足度を上げることができました。
●テレビ、SNS、ネット、ランチ会、お茶会…合わせれば大きな時間になる
すべての画像を見る(全3枚)テレビやSNSはついダラダラと見てしまい、時間をムダにしてしまう代表格です。私はLINEやツイッターをダラダラと見てしまうことが多かったのですが、見る時間帯を決めておくことで、趣味の時間を増やすことができました。
また、子育て中の母親だとよくお誘いのかかるランチ会、お茶会。それほど気が進まないのに参加していませんか?
気が進まないのであれば、毎回参加せず時々は断ってみるのも手です。
断るのは5分たらずでできることですが、参加するのであれば会場への往復1時間、ランチ会2時間としても3時間も使っていることになります。そして出費もかさみます。
日々、なにげなく過ごしているとムダな時間が積み重なり、大きな時間を失っていることが分かります。逆に言えば、それを自分の意思次第で自分時間に変えることができます。
●迷う時間をなくして効率よく
ムダな時間を減らしたうえで、さらにすすめたいのが「迷う時間を減らすこと」。
人は毎日、大小いくつもの選択をしています。
それらに迷ってばかりいては時間がいくらあってもたりないですし、心を疲れさせてしまいます。
そこで、家事に自分ルールをつくるのも有効です。たとえば…
・月曜は肉料理、火曜は魚、水曜は丼もの…など、毎日の献立を曜日で固定する。
・ワードローブの色数を減らし、トップスは白、ボトムスはデニムか紺色のスカート、というように制服化してしまう。
・子どもの服はジャストサイズだけ残して、ほかは処分するか別の場所に収納し、着せてから大きかったり小さかったりということを避ける。
・洗濯物を洗濯機に入れてから干し、取り込み、しまうまでの動線を整理して一本化する。
など、ご自身の家事のやり方に合わせて考えてみてください。
人の疲れは行動することによってではなく、決断を先送りにし、その都度迷うことによって引き起こされるとも言われます。
そこで、日々の家事で迷う時間をなくしていくと、時間を有効に使えるようになります。