スーパーで必要なものを見極めて買うことは、フードロスになり、節約にもつながります。
スーパーマーケットの専門家・谷尻純子さんに、スーパーでの賢い買い物術について、詳しく教えてもらいました。
スーパーをうまく使いこなして、食費節約を
「チェーンや店舗ごとの特徴を知っていれば、特売日以外でも目玉商品と出合える確率もアップします」と谷尻さん。
また、ぜひ注目してほしいのが、質の高いPB(プライベートブランド)商品。積極的に利用すれば予算も抑えられると言います。
「使いこなすほど、ますますおトクが発見できるのがスーパー。行きつけのお店といい関係をつくっていきましょう」
賢く買い物をするために注目すべきポイントをご紹介します。
●店のSNSでリアルタイム情報をゲット
店のツイッターやインスタをフォローしておくと、当日の仕入れ状況で急きょ行われる限定セールや、チラシに載らない値下げ情報も逃さずキャッチできます。
●冷凍食品は計画的にセールがある
賞味期限の長い冷凍食品は、メーカーと交渉して計画的にセールが行われる仕組み。
「割引率がかなりいいので、安いときにまとめ買いをするのが正解! チラシなどでセール情報をゲットして」
●豆腐は安いPBでも遜色なし
PBは各スーパーのこだわりがつまった、価格以上の価値をもつ商品ばかり。
「とくに豆腐や納豆は、安くても他メーカー品との味の差はほぼなく、まさに『買い!』です」
●野菜はタイムセールで買おう
天候の影響を受けて高騰しがちな野菜。タイムセールを狙う習慣をつけましょう。
「その日に売りきりたい青果類は、毎日一定時間にタイムセールを行う店舗も。時間を把握して買い物に行くのが得策です」
●レトルトコーナーはご当地モノを探してみて
地域密着型のスーパーでは、地元商品を豊富に取りそろえているところも。
「レトルトカレーや袋麺は地域色が豊かでお土産にも最適。旅行に行った際にはスーパーでお土産を探すのもおすすめです」