自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。
コンビニに行くのもままならなかった、岡山義実家同居時代。
「周りの人にどう思われても死にはしない」と開き直ることで、その壁を乗り越えたそうです。
あんなにつらかった義両親との同居生活も、いつのまにか慣れが勝った!
すべての画像を見る(全4枚)スタート当時、しんどい! しかなかった岡山の義実家同居時代。
当初はコンビニで揚げ物を買うことが唯一の楽しみだったんだけど、夕方17時を過ぎると外は街灯もなく真っ暗で、外出もままならず。
お風呂はすりガラス。外から見えないように目隠しをはったけど、内側からはどうしても人間の体が動いてるところが見える。
夜中に行くトイレは汲み取りで、裸電球にぼーっと浮かび上がる和式便所が激怖。
友達もおらず、さみしいから携帯でも見るかと思っても、窓際に行かないと電波が微弱でWi‐Fi契約も夢のまた夢。
慣れないうちは蕁麻疹が出たり、展望台で叫んだり、やっぱりストレスはすごく溜まってました。
でも、毎日が地獄だ!! と思ってた私の日々を救ってくれたのは、岡山でできた友達(人見知りが爆裂してた私が、どうやって友人ができたのかについては次回書きますね!)と、“慣れ”。
私を救った“慣れ”については、ある意味諦めの気持ちが、慣れを加速させたと思ってます。
「まあ、こんなもんこんなもん。今日も子どもも私も元気でよかったー!」と、幸せの到達地点は今よりだいーぶ低かったんじゃないかな。
周りの人に「この嫁はなにもできん嫁じゃ」と思われても、ヒソヒソ言われても、正直生活になんの支障もなし。
もちろん、人によって譲れないポイントはそれぞれ。
ストレスを溜めて心を壊すくらいなら、自分や子どものためにも同居解消をオススメする!
どうしても我慢しなきゃいけない!! という方はなるべく素を出して行こうね!!
つらくなったら、開き直って涅槃仏のように転がっていた私の姿をイメージして、「あんなふうにしてても普通にあの人生きてたんだよな…」と思っていただきたい。
家族の期待に応え過ぎなくてもいいよ。家族の健康だけ気にかけとけばあとはだいたいなんでもいいよ…と、同居で悩むヨメーズ全員に耳打ちしていきたい私です。
【大盛のぞみ】
Instagramに
@imoootjya名義で投稿した“ほっこり下品”な手描き漫画が、今いちばんポップな闇漫画として大きな反響を呼ぶ。フォロワー数は約10万人超。2児の母。著書に『
のぞみ33歳。だだ漏れ日記』(扶桑社刊)がある