暑さのピークも過ぎ去り、食欲の秋が近づいてきました。今回は食に造詣が深いライターの朝岡真梨さんが、パン好きの間で評判になっているクロワッサンを6種類食べ比べしてくれました。

有名ベーカリー5店が誇る高級クロワッサンを徹底比較

●クロワッサンの価格と大きさを比較

6種類のクロワッサン
話題のクロワッサンを徹底比較!
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今回用意した評判のお店はこちら。まずは値段を比べてみました。上段は国産バター、下段はフランス産バターを使用しているクロワッサンです。

・MAISON LANDEMAINE(メゾン・ランドゥメンヌ)/麻布十番(左上:ジャポネ)250円、(左下:フランセ)480円
・365日/代々木公園(上・中央)240円
・PATH(パス)/代々木公園(右上)290円
・ECHIRE MAISON DU BEURRE(エシレ・メゾン デュ ブール)/丸の内(下・中央)420円
・PIERRE GAGNAIRE(ピエール・ガニェール)/溜池山王(右下)231円
※価格はすべて税抜きです。

メゾン・ランドゥメンヌのフランセ

行列ができるクロワッサンのお店として名高いメゾン・ランドゥメンヌは、ジャポネ(日本版・左上)とフランセ(フランス版・左下)の2種類を購入することができます。気軽に食べ比べをできるのもポイント。

商品によって個体差はあると思いますが、今回購入したパンのなかでは、価格がもっとも高いメゾン・ランドゥメンヌのフランセが、横幅が11cmともっとも広め。重さも71gで、6つのクロワッサンのなかでは断トツでズッシリとしていました。

ピエール・ガニェールのクロワッサン

価格がいちばん安かったピエール・ガニェールのクロワッサンは、横から見たときのふくらみが6cmを超え、もっとも高さがありました。重さは51.5gと全体のちょうど真ん中くらいのサイズ感です。

フランス産の小麦粉を焙煎した粉とフランス仕込みの天然酵母(ルヴァン)を生地に練り込んで作っているという、美食の巨匠、ピエール・ガニェール氏の味をこんなにリーズナブルに楽しめるなんてうれしいですよね。

メゾン・ランドゥメンヌのジェポネと、いちばん小ぶりだった365日のクロワッサンの大きさを図る様子

メゾン・ランドゥメンヌのジェポネと、いちばん小ぶりだった365日のクロワッサンは価格にこそほとんど差はないものの、縦の長さだけを比べると、およそ1.5倍も違いました。

365日のクロワッサンの重さを量る様子

365日のクロワッサンは、重さも41gと、全体のなかではもっとも軽量です。