夏はゴキブリをはじめ、コバエや蚊などの害虫が出没します。
「虫はできるだけ家の中に侵入させたくないもの。そこで防虫効果があるとされるハッカ油を使った虫よけスプレーのつくり方をお伝えします」というのは、家事や掃除をラクにする工夫を発信し、著書もあるAyakaさん。詳しく伺いました。
スーッとする清涼感のある香りが虫に忌避される「ハッカ油」
昔からよく知られていますが、ハッカ油は虫が嫌いな香りのため、防虫の効果があります。とくに効くと言われているのがゴキブリ。
そのハッカ油を使った「ハッカ油スプレー」を自宅で簡単につくってみましょう!
市販の害虫駆除剤を買うよりもとても安価につくることができるので、ぜひお試しください。
●ハッカ油スプレーのつくり方
今回はハッカ油スプレーを100mlつくりたいと思います。つくり方は簡単!
【材料】
・ハッカ油 10~20滴ほど ※香りの調整はお好みで行ってください
・無水エタノール 10ml
・精製水 90ml
・PL表記されていることが多いポリスチレン以外のスプレーボトル
ここでは無印良品のスプレーボトルを使いました。PP表記なので問題ありません。
【つくり方】
はじめにハッカ油と無水エタノールを混ぜ合わせます。油と水はケンカして分離してしまうので、後から均等に混ざるように先にこの2つを混ぜます。
そのあとに精製水を混ぜ合わせます。
たったそれだけ!
ハッカ油スプレーのできあがりです。
●気になるゴキブリの侵入口はここ!
ゴキブリは外から飛んでくるタイプや、排水口などから侵入してくるタイプがいます。
家の中の要チェック箇所としては下記があります。
・お風呂や洗濯機の排水口
・洗面所の排水口
・シンクの排水口
・台所やお風呂場、トイレなどの換気扇
・玄関
・エアコンのホース
ほんの小さな隙間も狙ってやってくるのでご注意を!
ホースが外にむき出しになっている排水管や排水口などには、ストッキングや排水口ネット、輪ゴムを使ってホースの穴を塞ぎ、侵入経路を遮断します。
●ハッカ油スプレーを使用して害虫対策
先ほどつくったハッカ油スプレーは、掃除したあとキッチンの排水口全体に吹きかけたり、カーテンに吹きかけたり、アロマスプレーのように使います。
そうすることで、ゴキブリやそのほかの虫が近寄りにくい家になります。
また、よく使うアルコールスプレーに数滴ハッカ油を垂らして、ハッカ油が香るアルコールスプレーにするのもとても有効的です。
除菌と害虫対策が一緒にできるので、こちらもおすすめ。
ちなみに今回使ったハッカ油などの材料はドラッグストアやホームセンターでそろえることができますよ。