現在、世界中で起きている空前のウイスキーブーム! 日本でもウイスキー需要が高まっています。そんななかアサヒビールから極上の輸入ウイスキー4種が新発売されると聞きつけ、お酒が大好きなESSEonline編集長の宮川が、その魅力に迫るべく新商品の発表会に突撃しました。
すべての画像を見る(全9枚)ヘルシーなうえコスパよし!家飲みはウイスキーが正解
●じつは家計にやさしいお酒、ウイスキーは世界的にも大人気
アサヒビールから新発売される輸入ウイスキーの発表会が行われた東京都港区の「TOKYO WHISKY LIBRARY」は、世界中からそろえた約1000種類のウイスキーが並ぶバーラウンジ。
壁一面に並んだウイスキーのボトルは壮観で、どこで写真をとっても“映える”、絶好のインスタスポットです。
昨年、旅行で訪れたアメリカ南部でウイスキーの魅力に目覚めた私。カクテルにするとグンと飲みやすいし、チューハイやワインより悪酔いしないウイスキーにもう夢中。
日本に9名しかいないという最高峰レベルのウイスキー資格「マスター・オブ・ウイスキー」を取得した牧基親さんによると、日本はもちろん、世界でもウイスキー市場が拡大しているのだとか。
「アメリカ市場がけん引している印象です。ここ5年くらいは、アメリカではビールよりも蒸留酒の方が飲まれているんです。また、インドのような新興国でも人気ですね」
以前はウイスキーに“おじさんのお酒”というイメージをもっていた私ですが、実際は低糖質でヘルシーであることに気がつきました。
さらに、牧さんは「一度コルクを抜くと劣化しやすいワインと違って、ウイスキーなら開封してからも長く飲め、じつは経済的なんです」とコスパ面でもうれしい情報を教えてくれました。
●アサヒビールから個性豊かな4種の輸入ウイスキーが新発売!
アサヒビールから新発売されたのは、それぞれまったく違った個性をもつウイスキー4種。「ウイスキーの魅力は、個性の幅が広い多様性にあります」と牧さんが語るとおり、産地や樽、年数などで味や香りもさまざま。さっそくテイスティングしてみると、その違いに驚かされました!
・グレンドロナック 15年(スコッチ)ウイスキーを甘くフルーティーな風味にするペドロヒメネス樽やドライでナッツ味のある味わいに熟成させるオロロソシェリー樽で、15年以上貯蔵した原酒を使用したウイスキー。
シェリー樽のウイスキーは日本人好みの味わいですが、このお酒は濃厚で力強い味と、なめらかな口当たりで、とってもこなれた印象。みずみずしい果実のような雰囲気もあり、心が弾みます。
・ベンリアック 12年 シェリーウッド(スコッチ)シェリー樽で熟成させた原酒が元になっていて、ダークチョコレートのような風味のなかにイチジクや白ブドウ、そして香り豊かなスパイス類の味わいがあるウイスキー。芳醇な甘みとフルーティーさを含めて、全体的なバランスがとてもよいです。華やかさがあって、おしゃれな味!
・ブッシュミルズ シングルモルト12年(アイリッシュウイスキー)口当たりはスムーズなのに、その後の長い余韻に重層的な味わいがあります。1608年創業のブッシュミルズ蒸留所は、現在稼働中の蒸留所としては世界最古の歴史があるんだとか。アイリッシュウイスキーの伝統的な製法である3回蒸留を守ってつくられたこのウイスキーはやわらかな甘さがあり、普段ウイスキーを飲まない人にもおすすめです。
・ウッドフォードリザーブ ライ(アメリカンウイスキー)「オールドファッションド」や「マンハッタン」など有名なクラシックカクテルのベースとして、世界中で親しまれているウイスキー。ライウイスキーとは、原材料にライ麦を50%以上使用したアメリカンウイスキーのひとつです。ケンタッキー州最古と呼ばれる蒸留所でつくられる、まろやかな味わいが特徴。アメリカンウイスキーに親しみがあるのもあり、個人的にはこちらがいちばん好きでした!
●カクテルにしてもおいしい!
ウイスキーはカクテルのベースとしても大人気。世界の人気クラシックカクテルベスト50のうち、アメリカンウイスキーをベースにしたものが上位に多くランクインしているのもその証拠です(※)。
※2019年 Drinks International社調べ
会場でも、「ウッドフォードリザーブ ライ」をベースにしたカクテル「ライ オールドファッションド」が提供されていたので、もちろん飛びつきました!
まろやかな甘味があり、かんきつの味がほのかに効いていて、とっても飲みやすい1杯。
さらに、味だけでなく、見た目がかわいいのもポイント高し。
個性豊かなウイスキーを飲んで、ますますその魅力のとりこになりました。ヘルシーかつ奥深いウイスキーの世界に、ぜひ一歩足を踏み入れてみてください。