部屋の片づけをした際に、必ず必要になるのがゴミの処分。

「捨てる作業がおっくうで先延ばしにしてしまうと、片づけたはずなのに部屋がすっきりしません」と語るのは、ライフオーガナイザーの下村志保美さん。

今回は、ゴミ捨てのハードルを下げる100円ショップのアイテムを紹介していただきました。

100円ショップのアイテム
グッズを上手に使って、ゴミ捨てをラクにしましょう!
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ゴミ捨ての新しい習慣に!100円グッズで作業を簡単に

新聞や雑誌をヒモでまとめる、電池やスプレーを安全に捨てる…。ゴミには、単純に分別して捨てるだけではなく、捨てるのにひと手間かかるものも。
そんなゴミ捨て作業を簡単にする100円グッズを見つけました。

●新聞をまとめたヒモがゆるまない!

新聞や雑誌を資源ゴミに出すときのハードルが、ヒモでまとめる作業。
しっかり縛ったつもりでもゆるみがあり、運んでいるうちに中の新聞や雑誌が抜けてきそうになりイライラ。

「どうせ縛ってもゆるんでくる」と思うと、作業がおっくうになってしまいます。
私自身、とても苦手意識がありました。

ヒモでまとめる作業

そんなときに役立つのがこのグッズです。

十字にヒモをかけ

いつものように十字にヒモをかけ、最後少し余分に残します。

新聞しばり

そこにこの「新聞しばり」を引っかけてクルクルしていきます。

ポイントは、手首を回すのではなく、円を描くように「新聞しばり」を回すこと。

そして思っているよりたくさんクルクルすること。

新聞しばり

クルクルすると、このように余分なたるみがなくきつく縛れます。

縛り終わったら「新聞しばり」をスッと抜くだけ。

簡単にまとめることができるのでお子さんにやってもらうのもいいですよね。

・リサイクル新聞しばり(キャンドゥ)

●乾電池は捨てる前に残量をチェック!

乾電池は捨てる前に残量をチェック

引き出しの中や工具箱からポツンと見つかる乾電池。

「これは未使用? それとも使用ずみ?」と悩むのは、片づけサポートに伺うお客様のお宅でよくあることです。

このバッテリーチェッカーは100円なのに、しっかり残量を測ることができます。

使い方は簡単、プラスとマイナスを確かめて乾電池を挟むだけ。

プラスとマイナスを確かめて乾電池を挟むだけ

こちらは残量が少ないので使用ずみです。

残量が多いので未使用

これは残量が多いので未使用ですね。

乾電池は小さいし、自治体によってはゴミに出せる日や出せる場所が限られていて、ついつい「あとで」となりがち。

そのうち未使用か使用ずみかわからなくなってしまいます。

電池のストックと一緒に、またはゴミ袋などゴミ捨てグッズと一緒に収納しておくと便利です。

・バッテリーチェッカー(セリア)

●スプレーを安全に捨てるためには、こんなグッズも

ヘアスプレーや、掃除用スプレー…捨てるときのガス抜きを面倒に感じませんか?
洗面所やキッチンの片隅に「あとで捨てよう」と放置したスプレー缶がたまっていませんか?

簡単にガスを抜くことができます

これをひとつもっておくと、簡単にガスを抜くことができます。

スプレー缶を挟むと横にある鋭い針で缶に穴があき、ガスが抜けます

スプレー缶を挟むと横にある鋭い針で缶に穴があき、ガスが抜けます。

ビニール袋の中で作業すると周囲を汚しません

中身がまだ残っているときはビニール袋の中で作業すると周囲を汚しません。

※スプレー缶を扱う際には換気をよくし、火の気のないところで作業してください。

・スプレー缶用穴あけパンチ(キャンドゥ)

●「ゴミ捨て」は自分の買い物の後始末

ネットショッピングやコンビニ、100円ショップなど、現代は簡単にものが手に入る時代になりました。
同時に家からこまめにものを出していかないと、あっという間に収納があふれてしまいます。

「買うのは簡単、だけど捨てるのは面倒」…これは多くの人が感じていることでしょう。
ゴミ捨ては面倒ですが、自分の買い物の後始末でもあります。

便利グッズを活用して、家に、家族に、地球に優しいゴミ捨てを実践したいですね。