冷蔵庫収納がうまくいかない…。その原因は、必要以上にものが多すぎるからかもしれません。冷蔵庫にぎゅうぎゅうにつまっているもの。本当に全部使うものですか?
「買い物は週1、2回の宅配食材をメインに。次の宅配が届く頃には、冷蔵庫はからになります」と話すのは、シンプルライフの達人で、人気ブロガー・中山あいこさん。
2人のお子さんもいるというのに、このスッキリ感は驚き。その秘訣を、聞きました!
ひと目で見渡せる収納を徹底して、食材をムダなく管理
「買った食材をムダなく、新鮮なうちに使いきりたくて、奥の方にはものを置かず、死角をつくらないルールにしました」
食材は透明な容器に入れ、ひと目で残量がわかるようにするのもポイント。
「迷わず必要な食材を取り出せるから、調理の時短につながります。掃除もラクですよ」
●冷蔵室は、死角にものを置かないよう徹底
奥の方のものは取り出しにくいし、見えなくなるとすぐ使い忘れてしまうので、すべてひと目で見えるように一列に並べています。
●中身が見える容器を使う
使いかけの食材などを入れる保存容器は透明のビンに。
「残量が一目瞭然だし、洗いやすいから清潔です。フタも白か透明のものに統一すれば、見た目もすっきり」
密閉ビン(上、左)はセラーメイト、口の広い保存容器(下)はイワキ、取っ手つき保存ビン(右2つ)は100円ショップのもの。
●鍋ごと置けるスペースを確保
カレーやみそ汁などが残ったときは、つめ替えずに鍋ごと冷蔵庫へ。
「そのために、上から2段目は常に広めのスペースをあけています。食べるときも、鍋ごと出してすぐ火にかけられるのでラクチン」
●香味野菜やミニトマトはひと手間加えて保存
万能ネギや青ジソ、ミニトマトなどは、少量使うときでも1パック分まとめて洗い、使いやすく、傷みにくい状態で保存。
「こうすれば、気軽に使えて、使い残しも予防できます」
万能ネギは洗い、小口切りにして保存容器に入れ、上にペーパータオルをのせます。
フタをして逆さにして置けば、水気がよくきれるし、ペーパーの取り替えもラク。ペーパーは濡れたら取り替えると傷みにくく、鮮度を保てます。
ミニトマトは洗ってヘタを取った状態で保存容器に入れておけば、お弁当やおかずにちょっと添えたいときにも手間がかかりません。
傷みやすい青ジソも、保存ビンに入れ、茎だけ水に漬けておくと長もち。
スッキリ整った冷蔵庫は、食材のムダもなく、出し入れもラクにできるから調理にもたつくこともナシ。時短調理を目指すなら、まずは冷蔵庫収納の見直しから始めましょう。