夏の風物詩といえば花火大会。でも大きな大会は混んでいるし、特別観覧席のチケットは入手困難。子どもがいる家庭では、行き帰りだけでぐったりしちゃって…とあきらめていませんか?
そこでおすすめしたいのが、アミューズメントパークの花火。プールや牧場、水族館などの施設でたっぷり遊んだあとに、花火も楽しめます。最近では、花火大会に負けないくらい打ち上げ数が多いところも。
今回は、花火もレジャーも両方いいとこどりできるアミューズメントパーク、那須高原牧場パーク那須りんどう湖レイクビューを取材してきました。
懐かしくて新しい!那須りんどう湖レイクビューでアルパカをモフモフ
東京都内からクルマで2~3時間。那須りんどう湖レイクビューは昭和40年(1965年)にできたというだけあり、新旧入り混じった雰囲気のレジャー施設。昔は「那須りんどう湖ファミリー牧場」と呼ばれていたんです。
すべての画像を見る(全10枚)りんどう湖の上で、ピンク色の大きなアヒルがプカプカ浮かんでお出迎え。こちらなんと背丈20メートル、奈良の大仏より大きいのだとか。来たら絶対写真に撮っておきたいフォトジェニックなアイドルです。
19時30分の花火打ち上げまで時間があるので、まずは園内を回ります。
●見どころ1:動物と思いっきり触れ合える!モフモフして癒やされる!
アルパカ、ヤギ、羊など、さまざまな動物と思う存分触れ合えるだけでなく、乗馬やエサやり体験、子牛のミルクあげ体験、乳牛の乳絞り体験などができ、親子そろって飽きることなく遊べます。
夕方には、牧舎に帰るために動物たちが坂を駆け上がる「GO!GO!ラッシュ」が見られます。のんびりとしたアルパカが、おうち恋しさに猛ダッシュする姿が見られるかも!?
●見どころ2:湖上を滑空する「ジップライン」に大人も大興奮!
牧場のほか、「忍者アスレチック」やゴーカート、ファミリー自転車など、体を思いっきり動かして遊べるアトラクションも。
子どもだけではなく、大人も遊べるかどうかは重要なポイント。湖上に渡されたケーブルをターザンのように片道220mも滑走できるジップラインは、爽快そのもの!
●見どころ3:真っ白なソフトクリームと、新メニュー「ぱんこーん」に注目!
りんどう湖ファミリー牧場で飼育された、新鮮なジャージー牛のミルクと生クリームをぜいたくに使用したソフトクリームは濃厚で美味。コーンまで真っ白なソフトクリームは、インスタ映え間違いなし!
コーンがパンになったソフトクリーム「ぱんこーん」も要チェックです。
●音と光が迫る!目の前で繰り広げられる圧巻の水上&水中花火3000発!
日が落ちたあとは、お待ちかねの花火タイム。芋洗い状態の花火大会に慣れていると、こんなに間近に、遮るものなく見られる花火はしみじみとうれしいです。
まずなんといっても、花火が近い! 虫の声しか聞こえないような静寂のなか、花火が上がる「ズドーン」という音が心臓に響きます。絞られた光源のなかで、花火がくっきりと湖上に浮かび上がる美しさに感動。
このりんどう湖では、水上だけではなく水中花火という珍しい花火も見どころ。水中から湖上に上がる花火と同時に、湖に反射する花火が見られるのも格別です。
3000発というのは見ごたえ十分。都会で見る花火とは違い、静かで落ち着いて見られる花火大会は、一見の価値ありでした!
花火がよく見える有料観覧席は1000円からあり、また湖ならではのクルージングしながら見られるチケットも2000円とコスパよし。
●那須高原牧場パーク那須りんどう湖レイクビュー
(栃木県)
・入園料:大人1600円・子ども800円
・花火打ち上げ数:約3000発
・これからの花火大会開催日:8/19
・詳しい情報は
家族でたっぷり遊べて、締めには豪華な打ち上げ花火!コスパ最強なアミューズメントパーク
花火打ち上げ数2000発以上、入園料2000円以下の、コスパ最強のレジャー施設をさらに2か所ご紹介します。
●グリーンランド
(熊本県)
・入園料:大人1600円・子ども800円(※プールは別料金)
・花火打ち上げ数:約8000発
・これからの花火大会開催日:9/15(※荒天の場合は翌日に延期)
・詳しい情報は
アトラクションだけではなく、夏場はプールでも遊べる九州最大級の遊園地。遊園地のほかゴルフ場、温泉、ホテル、ショッピングエリアも併設。
9月の花火大会は、タマホームスペシャルとして8000発の花火が! また当日は23時まで夜間営業しており、夜までめいっぱい遊べます。
●横浜・八景島シーパラダイス
(神奈川県)
・入島料:無料
・花火打ち上げ数:約2500発
・これからの花火大会開催日:8/11~18
・詳しい情報は
異なる4つの水族館とさまざまなアトラクション、ショッピングモール、レストランなどで構成された複合型レジャー施設。昼は、ずぶ濡れイベントや夕涼みイベントなど盛りだくさん!
夜は、ライトアップされてロマンチックな雰囲気に。花火はBBQしながら、クルージングしながら、タワーの頂上からといろいろ楽しめます。
今年の花火はちょっと足を延ばして、レジャー施設で楽しんでみては? 忘れられない家族の思い出になりますよ。
<撮影・取材・文/ESSE編集部>