忙しい平日は、時間と手間を省いた料理のニーズが高まっています。
食材をまとめ買いして、週末などにつくりおきおかずを常備しておければベストですが、なかなかできないもの。「料理が苦手で、つくりおきは逆に手間がかかる」という人もいるでしょう。

そんなときには、便利な時短調理グッズを使うのもひとつの手。
ここではライフオーガナイザーの田川瑞枝さんが、材料と調味料を入れてレンジでチンするだけと話題の、「リード プチ圧力調理バッグ」を使った感想をレポートしてくれました。

便利な時短調理グッズ
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材料と調味料を入れてレンジでチンするだけ!話題の圧力調理バッグで煮魚ができた

圧力調理というと、圧力鍋を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。空気を圧縮して短時間で煮炊きできるので時短になるうえ、食材がやわらかく、おいしく仕上がります。
その圧力調理がこの薄い袋で実現するというから驚きです。

リード プチ圧力調理バッグ

箱の中には、「肉じゃが」や「ブリのしょうが煮」など、8つのレシピが書かれているので、料理に自信がない人も安心。公式サイトでもいろいろなレシピが紹介されていますし、クックパッドなどにもユーザーのレシピが投稿されていました。

ブリのしょうが煮

初めて使うので、まずパッケージに掲載されているレシピから、「ブリのしょうが煮」をつくってみました。レシピどおりだと、水は大さじ4だけ。一般的な鍋で煮るときは1カップくらい使いますが、水の少なさに驚きます。

調味料を入れる

調味料を入れるときは、ジッパー部分に液がかかるのを防ぐために、口を折り返して入れると便利です。袋に調味液を入れ、しっかり混ざるようにします。写真ではマチの広い紙袋に立てていますが、調味料を入れる際にはしっかり手で支えましょう。

お皿に置く

ブリを入れたら、重ならないようにしてお皿に置きます。すぐに調理してもいいですし、冷蔵庫で冷やしておいて、夕食の時間にチンするのもいいですね。このまま冷凍庫で保存もできます。

500Wのレンジでは6分、600Wでは5分でできあがり。仕事で帰ってきてすぐにご飯の支度をしなくてはならないときに、5分で煮魚ができたら、かなり助かりますね。しかも、鍋で煮るときのようにつきっきりにならなくても、レンジにまかせておけるので、その間にほかの料理や家事ができるのがラク。

レンジにまかせて

袋の弁が、中の水分を上手にコントロールしてくれるので、膨らみすぎて破裂するという心配はありません。圧力がかかるので、5分たったらすぐに袋を開けるのではなく、庫内に入れたまま3分待ちます。

袋をあけるときは、蒸気でやけどをする恐れがあるので、「ここを持つ」と書かれたところを持ちます。魚は火がとおりすぎると固くパサパサになりますが、このバッグを使うと味がしみているのに身は固くなく、やわらかい煮魚ができました。

「煮魚はつくるのが難しい」と敬遠している方や、「一人暮らしでひと切れだけつくるのは大変」という方に、とくにおすすめです。総菜を買ってきて温める感覚で、手づくりおかずが完成!

また、調理ずみのカレーをプラスチック製保存容器にいれて温め直すと、保存容器が黄色く着色したり高温になりすぎて変形することもありましたが、容器の代わりにこの袋に入れると、温め直しが簡単にでき、あと片づけも簡単。

リード プチ圧力調理バッグ

旬の食材が安いときにまとめてつくりおきしたら、食費も節約できるはず。

今回使ってみた「リード プチ圧力調理バッグ」は、5枚入りで320円の商品。

忙しい現代人にピッタリの便利アイテムではないでしょうか。