料理の際、地味に時間を取られるのが、野菜を切ったり下ごしらえする作業です。じつは少しのテクニックで、その時間を短縮できることも。

ここでは、知的家事プロデューサーの本間朝子さんに、最速で料理を終わらせるためのコツを教えてもらいました。

ほんのひと工夫が時短に繋がる!知っておきたい野菜の下ごしらえテク

●万能ネギの小口切りはゴムで束ねるとスムーズ

万能ネギの小口切りはゴムで束ねるとスムーズ
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すぐ広がってバラバラになり、意外と手間な万能ネギの小口切り。

「輪ゴムで束ねると、手でギュウギュウ押さえつけなくていいので、どんどん切れます。輪ゴムはときどき移動させるといいですよ」

●白髪ネギや長ネギのみじん切りはフォークが活躍

白髪ネギや長ネギのみじん切りはフォークが活躍
長ネギのみじん切り

面倒な白髪ネギや、細かい長ネギのみじん切りは、繊維に沿ってフォークで裂くと簡単。
「フォークの先は深く差し込まず、力を入れずにスッ、スッと横に動かすのがコツ」。適当な長さに切れば白髪ネギ、繊維と垂直に細かく包丁を入れればみじん切りに。

●ミニトマトは筋に沿って切ると汁が出にくい

ミニトマトは筋に沿って切ると汁が出にくい

ミニトマトを半分に切るときは、まずヘタを除き、上の部分をよく見てみて。へこんでいるところのラインに沿って切るようにすると、汁や種が飛び出しにくくなります。

「まな板や包丁が汚れにくいので、洗い物の手間がグッと減ります」

少しへこんでいるラインでカット

写真の斜線部分のように、ヘタを除いたラインでカットすると、汁や種が飛び出しにくくなります。

●ゴボウの皮はアルミ箔で包むように洗うと速い

ゴボウの皮はアルミ箔で包むように洗うと速い

ゴボウの皮を包丁でこそげるのは意外に手間。

「アルミ箔を軽く丸めてから広げ、包むようにしてこすって水で流します。泥を落としながら皮もこそげ取ることができてラクちん」。子どもにお手伝いしてもらっても。

●切れ目を入れるとゆでcの皮がするっとむける

ジャガイモは、ゆでる前に芽を除きましょう。

ゆでる前

ゆでる前に、ジャガイモの中心にぐるりと薄く1周切れ目を入れるのがポイント。

ゆでたあと

「ゆでたあとは冷水に1分つけて、切れ目に沿って皮を軽くずらせば、するっと皮だけが外れます」