毎日の食事づくりはできるだけ効率よく、手早くすませたい! そう思っている方にぜひ知ってほしいのが、食材の冷凍保存ワザ。
え?こんなものも冷凍できちゃうの? という驚きの食材から定番ものまで。冷凍生活アドバイザーの西川剛史さんに、最新の冷凍ワザを教えてもらいました。
料理の幅が大きく広がる!冷凍保存の4つのメリットとは?
すべての画像を見る(全8枚)「冷凍は、おいしさや楽しさを広げられる優れた保存法です。食材の活用の幅が広がったり、時短になるなど、うれしいメリットがたくさん。食材をムダなく使いきれるので、節約にも効果大です」と西川さん。
「食材によっては、冷凍すると味や食感が変わってしまうものも。でも、その変化をうまく利用すれば、これまでにない新しいおいしさに出合えますよ」
<メリット1>鮮度とおいしさをしっかりキープできる
常温や冷蔵保存では食材の劣化は急速に進みますが、冷凍保存なら鮮度やおいしさをキープ。肉や魚介などの生鮮品も長く楽しめます。
野菜も新鮮なまま冷凍すれば、シャキシャキした食感やきれいな色味を保てます。
<メリット2>食感チェンジでいつもの食材がもっとおいしくなる
食材の味や食感をおいしく変えることも、冷凍ならではの優れたメリット。市販のスイーツを凍らせることで新しい味わいになったりと、発見がいっぱいです。
しらたきは水分が抜けてコリコリ食感に。
<メリット3>調理がラクになって時短にも
冷凍保存は時短にもお役立ち。たとえば、野菜の皮むきが手軽にできたり、凍ったまま手で割れるなど、調理がグンとラクになります。
パスタは水に漬けてから冷凍しておけば、ゆで時間が大幅短縮。
<メリット4>食材の活用法が広がる
冷凍の仕方をひと工夫すれば、食材の活用の幅が広げられます。ワインやだしなどは製氷皿で凍らせて料理の風味づけ用のキューブに。
貝類は水ごと冷凍し、氷漬けのまま鍋に入れて温めると、そのまま汁物に活用できます。
「冷凍ワザを駆使すれば、今までより豊かな食生活がラクに手に入ります。冷凍して食感の変化を楽しむおやつなど、まずは気軽に試してみてください」