宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARAZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAのすばらしさをみなさまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待をつづります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。


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vol.49 宙組公演 ロマンチック・レビュー『シトラスの風-Sunrise-』~Special Version for 20th Anniversary~

シトラスの風

1998年の宙組誕生時に上演されたレビュー『シトラスの風』が、新トップコンビ真風涼帆(まかぜ すずほ)と星風(ほしかぜ)まどかの大劇場お披露目公演としてよみがえった。

劇中の「明日へのエナジー」が泣けるほどすてき! ってか、泣いた!

ファン歴15年目にして、じつはロマンチック・レビューで初めてすてき!と思った今回の『シトラスの風』。

宙組はスタイル特待生ともいうべきスラリと手脚の長いジェンヌさんが多い組、つまり5組のなかでいちばん現代的と言われるビジュアル。なのでロマンチックしても古臭くない、ってかモダンですてき!

初日観てからの2度目の観劇。オープニングの色鮮やかな衣装のフォーメーションがやっぱり大好き!
そしてなんと言っても、「明日へのエナジー」が圧巻! 初演の姿月あさとさんがアドバイザーとして加わったそうだけど、歌もダンスも泣けるほどすてき! ってか、泣いた!

フィナーレでは、舞台いっぱいに色鮮やかな衣装の宙組生のいちばん最後に、薄ピンクゴールドのキラキラお衣装に大羽根を背負った真風さんが(涙)。ご立派でした!!

【山本浩未】

宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。近著に「

おとな美人を作る「メイクの基本」

」(宝島社刊)「

今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON顔(おんがん)

」(講談社刊)「

きれいは力

」(幻冬舎刊)、「

美人メイク基本の「き」

」(宝島刊)、「

同窓会で二番目にキレイになるには…

」(小学館刊)など著書多数