宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARAZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAのすばらしさをみなさまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待をつづります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
vol.45 星組公演ミュージカル・ロマン『うたかたの恋』
19世紀末、オーストリアで実際に起こった悲恋を描いたクロード・アネの小説「マイヤーリンク」をもとに、オーストリア皇帝の嫡子ルドルフと、男爵令嬢マリー・ヴェッツェラとの許されざる恋をドラマティックに描いたミュージカル。
星組の男役がうるわしすぎて、目が楽しい!
毎年、東京→中日→宝塚をめぐって観劇する「TAKARAZUKA 新春三都物語」を2月に行っています。ラストに観たのが、今回ご紹介する名古屋・中日劇場での星組。
軍服好きです。男役さんを2割、いや3割はカッコよく見せる軍服がたくさんあって、目が楽しい。
トップの紅さんをはじめ、七海(ななみ)ひろきさん、いつもながらお美しい。紫藤(しどう)りゅうくんの甘い気品、若手の極美慎(きわみ しん)くんのフレッシュな凛々しさもいい。星男はうるわしいです。
前の本公演『ベルリン、わが愛』の新公(※1)で初主演をした極美慎くん、主演経験したからか、舞台上でよく目立ってた。これからも楽しみです。
そして娘役のほうでは、つい注目しちゃう、ものすごい美人の研4生(※2)、星蘭(せいら)ひとみちゃんは皇太子妃。気品と美しさは星蘭さんにピッタリ。スラリとした長い腕、華奢な身体のライン、ホントにきれい。
この公演が、中日劇場での最後の宝塚となりました(※3)。ファンになってからずっと2月は中日、名古屋へ楽しみに通い続けてました。サヨウナラ、中日劇場!
※1:新公:新人公演の略で、若手のみで演じる公演のこと。
※2:研4:研究生4年目の略。
※3:この公演が中日劇場での最後の宝塚:老朽化などを理由に、中日劇場は2018年3月末で営業を終了した。
宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。近著に「
おとな美人を作る「メイクの基本」」(宝島社刊)「
今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON顔(おんがん)」(講談社刊)「
きれいは力」(幻冬舎刊)、「
美人メイク基本の「き」」(宝島刊)、「
同窓会で二番目にキレイになるには…」(小学館刊)など著書多数