宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARAZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAのすばらしさをみなさまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待をつづります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
vol.46 ミュージカル・オリエント『天(そら)は赤い河のほとり』
少女漫画の名作のひとつ『天は赤い河のほとり』(篠原千絵著)をミュージカル化。紀元前の古代オリエントを舞台に繰り広げられる、ロマンティックな歴史ファンタジー。男役・真風涼帆(まかぜ すずほ)と、娘役・星風(ほしかぜ)まどかのトップお披露目公演であり、さらに芹香斗亜(せりか とあ)が加わったトリデンテ(=3人トップ)として観るファンもおり、話題に。
スラリときれいで豪華な3トップ!これからの宙組に期待大です
新作の初日は観たいんです! トップお披露目で、宙組20周年、さらに人気漫画原作のお芝居、となるとなおさら、いつにも増して胸ワクワク。
さて今回の感想は、とにかくきれい、美しい!
スラリとしたデッカイ人が多い上に、組子(=組を構成する団員)数もやや多めだから舞台がにぎやか、華やか、豪華、美しい~!!
新トップなのに貫禄というか安定感たっぷりの真風さんに、若くかわいい星風まどかちゃん。そこに花組から移った芹香斗亜さんが加わったトリデンテ。
芹香さん、なんだか一段と男らしく、美しく、存在感をグイ~ッと増していて、すっごくかっこよかった。組替え効果? ひと回り以上、スター感が増してた。これからの宙組、楽しみです!
【山本浩未】宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。近著に「
おとな美人を作る「メイクの基本」」(宝島社刊)「
今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON顔(おんがん)」(講談社刊)「
きれいは力」(幻冬舎刊)、「
美人メイク基本の「き」」(宝島刊)、「
同窓会で二番目にキレイになるには…」(小学館刊)など著書多数