幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。


<幸栄のゆらゆらと、つらつらと。日々のささやかな幸せをパンと一緒に。>
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寒い冬にほっこり。カフェで出合ったおいしいものたち

とにかく寒い日が続きますが、子どもたちはもちろん、家にこもって仕事をすることの多い私でも、ときどきはちょっとお出かけしたくなります。はりきって支度をしたものの、いざ外に出るとやっぱり寒い…。そこで逃げ込むのは、やっぱりカフェ。今日は冬のカフェで出合ったおいしいものたちをご紹介します。

●春水堂のタピオカミルクティー

台湾でタピオカミルクティー発祥と言われるお店を原宿で発見。春水堂と書いて「チュンスイタン」と読むそうです。

タピオカミルクティー

私はタピオカジャスミンミルクティーを、友人はタピオカ豆乳抹茶を注文。友人も「ほらほら、いっぱいタピオカが入ってるよ~」と嬉しそう。タピオカミルクティーというと冷たい飲みものだと思っていましたが、温かいのもとってもおいしい!

●シナモンたっぷり!ビオ・オジヤン・カフェのチャイ

チャイ

近所にちょっと出かけた日、わが家のそばにあるビオ・オジヤン・カフェで飲んだのはシナモンがたっぷりの甘いチャイ。スターバックスコーヒーへ行っても迷わずチャイティーラテを頼むくらいチャイが大好きな私。この日ももちろん迷わずチャイを注文です。

シンプルなシフォンケーキも、甘いチャイと好相性で、一緒においしくいただきました。ビオ・オジヤン・カフェはコーヒーもお食事もとてもおいしいのでおすすめです。

●シェイクの上にドーナツ!?大ボリュームにびっくり

娘のはなとひなと行った、ゼロワンカフェ。
2人が「これがいい!」と頼んだのは、なんとドーナツがのっかっているシェイク。

ゼロワンカフェ

左側ははなが頼んだ、エスプレッソ味のシェイクにベリーやイチゴが乗ったもの。右側はひなが頼んだ、バナナシェイクの上にドーナツや焼きマシュマロが乗ったもの。「ほんとに食べきれるの!?」と疑いながら注文したのですが、やっぱり二人とも半分も到達しないところで弱音を吐き始めました。

けれど、近くのテーブルに座っていた若い女の子たちは、にこにこ笑いながらあっという間にペロリと完食。私にも甘いものならいくらでも食べられる、そんな頃があったなぁ。はなひなも、もうじきそんな年齢になるんだろうなぁ~なんて思いながら、途中で引き受けた2つの大きなスイーツを完食しました。

出かける先においしいものが待っていたら、ちょっと寒い日のお出かけもわくわくしてきちゃいますよね。寒さに負けず、お出かけを楽しみましょう。

【幸栄(ゆきえ)】

1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、 2010年から卵とバターを使わないパン教室、

toiro

を始める。 著書に『

「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)

』(主婦と生活社刊)、『

パウンド型で焼けるおいしい食パン

』(家の光協会刊)、『

あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり

』(アノニマスタジオ刊)などがある