本格的な秋に向けてインテリアの模様替えをしたい時季。
家具や荷物を移動させる際に、気をつけていても、ついフローリングを傷つけてしまうことも…。そんなときも、補修方法を覚えておけば安心です。
フローリングについた浅い傷は、なんとハンドクリームで修正可能だそう。DIYアドバイザーの嶋崎都志子さんに、詳しく教えてもらいました。
フローリングのすり傷にはハンドクリームを塗ると効く!
●すり傷:傷の部分にハンドクリームを塗り込む
すべての画像を見る(全6枚)軽く引っかいたような、かすれる程度のすり傷は、ワックスが取れているだけ。
「ハンドクリームを古布に少量取って、なでるように優しく塗り込めば目立たなくなりますよ」
●浅い傷の修正法(1):傷部分に補修ペンで木目を描く
すり傷よりも目立つ、家具や荷物を移動したときにできる浅い傷は、ペンタイプの補修剤を細かく動かして少しずつ木目を描きます。
「傷に沿わず、木目に沿って描くと自然な仕上がりに」
細い線が描けるので、繊細な木目を描くのに重宝するペンタイプの補修剤。紙に試し描きして、フローリングに近い色を選びましょう。床のほか、木製家具の傷の補修にも。
●浅い傷の修正法(2):布でこすってなじませる
描いた木目を古布でこすってなじませます。
傷が着色されて目立たなくなるまで(1)、(2)を繰り返し、最後にハンドクリームを別の古布に少量取ってなでるようにすり込み、ツヤを出します。
浅い傷が広範囲にあったり、へこみ傷をすぐに処置したい場合は、補修テープを傷の範囲よりやや大きめにカットしてはるとラク。
「補修テープは、はがれにくくなるよう角を丸くカットするのがコツ」
※この特集で紹介している補修用品のなかには、建材や家具の素材によっては使用できないものが含まれている場合があります。取扱説明書や注意書きを事前に確認してください。
※補修用品は、目立たないところで試してからお使いください。