自分の両親や夫の両親との「近居」が注目されています。近居とは、両親や義父母と同居するのではなく、少し離れた場所にそれぞれの世帯が別々に住むこと。子どもの面倒を見てもらえたり、親孝行ができたりというメリットがある一方、つき合いが面倒だったり、子育てや生活に干渉されるなどのデメリットもあります。
同居でも二世帯でもない近居という距離感をESSE読者はどう考えているのか、近居の実態をまとめました。
ESSE読者300人に聞きました!なんと62%の読者がどちらかの親と近居中!
ESSEレポーターのみなさんに、近居についてどう思うか、近居のいいところや悪いところをアンケート形式で答えてもらいました。ここでは徒歩や自転車、クルマ、電車などの交通機関を問わず、気軽に行き来できる30分以内の近さに住むことを近居としています。
●現在、近居をしていますか?
62%の読者がどちらかの親と近居しているという結果になりました。結婚当初から近くに住んでいるという人や、家を建てたことをきっかけに近くに住むようになった人、なかには以前は同居していたもののうまくいかず、近居になったというケースも。
●どちらの親世帯と近居をしていますか?
近居しているレポーターのなかでは、45%が自分の親と近居しているという結果に。また、もともと夫婦それぞれの実家の距離が近い場合は、自然とどちらの両親とも近い場所を選んで住むようになる傾向があるようです。
●近居をしてみたいと思いますか?
現在は離れて暮らしていても、近居を検討しているという人が60%。知らない土地より安心、親になにかあったときにすぐ駆けつけられるといった理由が多くありました。一方、つき合いの面倒さを考えると、近居は避けたいと考える人も。
●どちらの親世帯との近居を考えていますか?
やはり、近居するなら自分の親の近くがよいというのが本心のよう。52%の人が自分の親と答える一方、援助などを期待して夫の親の近くがよいと答えた人もいます。親の家の隣に土地があるなど、将来近居することがすでに決まっている人もいました。