自治体に寄付することで節税ができ、風土が育む味覚や伝統の逸品も楽しめる「ふるさと納税」。今年はもう間に合わない、と思っている人も多いのではないでしょうか?
ふるさと納税は年末までに申し込めばOK! 通年の返礼品や季節の特産品も充実
ふるさと納税は年内に申し込めば、来年の住民税などが控除の対象になります。たいていの自治体ではお菓子やお酒、工芸品など、通年発送のものを用意し、冬の旅行で使える宿泊券や入園券、秋冬の野菜やフルーツ、魚介などこれから登場する特産品も多く、じつは狙い目。今からでも間に合う注目の自治体3選とおすすめの特産品をご紹介します。
1.栃木県・那須町
温泉郷や高原リゾートで知られる那須町。酪農が盛んなことでも有名で、「返礼品には、乳製品やスイーツ、特選牛肉など自慢の特産品を豊富に用意しています。寄付金は、子育てや高齢者支援事業などに活用しています」(企画財政課・小船純一さん)。お土産として人気のものも数多くラインナップし、リピートする人も多いそう。
●テレビでも紹介されたチーズ入り!乳製品やスイーツなどの特産品が大集合
高原発!自然の恵み食べつくしセット
寄付金額:3万円
牧場の自家製チーズやヨーグルト、スイーツなど那須町を代表する味13点をセットに。アミューズメントパークや修道院発の特産品や、那須高原の工場で丁寧に焼き上げた御用邸チーズケーキなど、町の名所を感じられるラインナップも魅力です。
●寒い冬にはごちそう鍋がうれしい!那須町の生産者が育てた最高級牛肉
那須和牛すきやきしゃぶしゃぶ用A5
寄付金額:2万円
JAなすの管内で生産販売され、味・品質ともに高い評価を誇る「那須和牛」。那須町の生産者が丹精込めて育てた黒毛和牛のもも・肩肉800gをすき焼きやしゃぶしゃぶで楽しめます。口の中でとろける味わいはA5ランクの最高級和牛ならでは
◆問い合わせ先
那須町企画財政課まちづくり係
TEL 0287-72-6935
2.岐阜県・関市
刃物メーカーが数多く集まり、「日本一の刃物のまち」として知られる関市。「200種類以上の伝統の刃物製品をラインナップしています。鎌倉時代からの匠の技をぜひ実感してみてください」(市民協働課・脇田洋平さん)。切れ味よく、機能美にあふれた包丁は、一家に1本あると重宝すること間違いなし! 鍋などのキッチンツール、飛騨牛や米などの特産品も豊富です。
●機能性、デザイン性ともにバツグンの包丁。料理が楽しくなりますよ
「和NAGOMI 丸MARU」三徳包丁
寄付金額:2万5000円
欧米輸出品を数多く手がけ、デザイン性の高さでも定評のあるメーカーの万能包丁。関の研ぎ師ならではの切れ味と、肉、魚、野菜を繊細にカットできる刃のしなりは、一度使ったら手放せない、という声多数。シンプルなキッチンにすっとなじむ“和モダン”なデザインもおすすめ。全長317mm×刃渡り180mm×重さ約180g
◆問い合わせ先
関市役所市民協働課
TEL 0575-23-6831
3.鹿児島県・大崎町
ウナギの養殖が盛んで、養殖生産量が全国の1/6を占める大崎町。ふるさと納税の返礼品でその味に出合い、「ほかのウナギは食べられない!」というリピーターも。「今年10月から人気料理家とコラボした特製ウナギをラインナップしました。また、鹿児島黒牛、黒豚、桑茶などの特産品も充実。寄付金はリサイクル活動推進などに活用しています」(ふるさと納税チーム・竹原静史さん)。
●愛情かけて育てられた最高級ウナギと有名料理人がコラボ!
鹿児島県産大崎鰻
寄付金額:各1万円
写真左から、和の名店「賛否両論」店主・笠原将弘さん監修。料理研究家・高木ゑみさん監修。料理研究家・コウケンテツさん監修。3名が大崎産ウナギの新しい楽しみ方を提案しています
◆問い合わせ先
大崎町ふるさと納税チーム
TEL099-476-0356