夏じゅう強い日差しから私たちを守ってくれた「日傘」。夏が終わったら、きちんとお手入れして保管し、また来シーズンも気持ちよく使いたいですよね。
ところが、ESSE読者にアンケートをとったところ、「翌年出したらシミがいっぱい!」という経験をした人が多数。「洗えるの?」という声も多く、日傘のケア法は意外に知られていないようです。
そこで、日ごろから一般家庭のお悩みに向き合いっている、家事代行サービス「タスカジ」のカリスマ家政婦さんに、家でできるケア法としまい方を聞いてきました。
「日傘」のケア&しまい方!来年も気持ちよく使いましょう
すべての画像を見る(全9枚)
「まず日傘の洗濯表示を確認して、綿など洗える素材かどうかを確認して」と語るのは、「タスカジ」に所属する、カリスマ家政婦のサニー春さん。「洗える素材なら、ウェットシートやスポンジで簡単に汚れを落とせます」とも。
日傘って、洗ったことがないんだけど、という人も必見です!
(1)柄や先端を洗う
手洗い濃度に薄めたおしゃれ着用洗剤をやわらかいスポンジに含ませ、柄や先端を洗って皮脂や泥汚れを落とします。
デリケートな素材のものは、すぐにウェットシートでふきとって洗剤分をすすぐと安心です。
(2)布地の部分をぽんぽんとたたき洗いする
汚れやすい折り目部分は、(1)と同じ洗剤液を含ませたスポンジで裏側からぽんぽんとたたき、表側にあてた乾いたタオルに汚れを移していきます。
(3)シャワーですすぐ
傘を広げてシャワーで洗剤分をよく流します。表から裏からしっかりと。
(4)骨部分の水気をすぐ取る
すすぎ終わったら、乾いた雑巾で骨部分をふき、水気を取ります。1本1本やさしく丁寧に。
(5)よく乾燥させる
風通しのいい日陰で、しっかりと乾燥させます。
(6)乾燥剤と防虫剤と一緒に新聞紙にくるむ
風通しのいい日陰に広げて干しし、よく乾かしたら、乾燥剤&防虫剤と一緒に新聞紙にくるみます。
湿気の少ない棚の上などで保管を。ゲタ箱の上の方などもOKです。
ESSE10月号では、夏アクセや水着、扇風機など、夏の終わりにしまいたいもののケア方法としまい方をより詳しく解説しています。ぜひこちらもチェックを。
【注意事項】日傘の素材や絵表示を必ず確認して、自宅でお手入れできるか事前にチェックしてください