自由な働き方をする人が増えている昨今、家で仕事をするエリア「ワークスペース」のインテリアが注目されています。快適なワークスペースならば、やる気も作業効率もアップするというもの。

今回ESSEが取材したのは、DIY名人の白石明美さん。白を基調とした北欧モダンなワークスペースは高級感たっぷりですが、なんと多くのアイテムが100円グッズだというから驚きです。

ワークスペース
すべての画像を見る(全20枚)

100円グッズでも、おしゃれなワークスペースはつくれる

「もともと北欧スタイルに憧れていましたが、100円グッズのアイテムを応用すれば再現できることに気づきました」という白石さん。ワークスペースを飾る小じゃれたアイテムのつくり方を教えてもらいました。ちょっと手を加えたり工夫するだけで、まさか100円とは思えないクオリティに!

●手芸用のテープが書類収納に変身!

書類収納

壁につるす書類ホルダーに使ったのは、太い手芸用テープ。
「輪にしたテープの手前側をたるませ、上と中央部分をピンで留めたシンプルなつくり。丸めた書類が収まった様子もかわいい!」

●小引き出しと木製キューブもペイントすれば北欧テイスト

小引き出し

仕切りつきケースに箱を組み合わせた小引き出しは、濃淡のグレー2色で三角形に塗り、クリップなどを収納しています。

引き出し

ペイントする前はこちら。

引き出し4マス

そのまま使うのもアリですが、ひと手間加えてペイントするだけで、一気に高見えします。

木製キューブ

同じくペイントして、北欧風に仕上げたペン立て兼カードホルダー。

木製キューブ

木製キューブのひとつの面に穴をあけて、切り込みを入れています。

●ひもと木製キューブでノートホルダーを

ノートホルダー

壁からつるし、インテリアに動きを出すノートホルダーも、手づくり。

ひもと木製キューブでノートホルダー

使ったのは木製キューブと革ひも。木製キューブに穴をあけ、革ひもの両端それぞれにとおし、結び目をつくって留めるだけ。
「白いノートをはさめば、よりクールなディスプレー収納になります」

●電球形のビンを使ってアートなオブジェが完成!

オブジェ

海外のインテリア誌をヒントにつくったオブジェ。

電球型ビン

丸棒4本を革ひもで束ねてひねったスタンドに、電球形のビンをのせただけ。

木製丸棒

「丸棒の一部を白くペイントすることで、よりデザイン性の高いアイテムになりました」

●ミニクリップを白く塗って結晶モチーフの壁飾りに

壁飾り

雪の結晶に見えるオブジェは、木製のミニクリップをつなげたもの。

ウッドピンチ

クリップのバネを外して白くペイントし、木工用ボンドを塗って放射状にくっつければOK。
「2つ重ねて壁に立てかけると、より繊細な結晶モチーフに」

●100円セメントでつくった、絵になるドアストッパー

ドアストッパー

「ドアストッパーは置き場所に困るので、出しっぱなしでも絵になるものをと探しているときに、セメントを使うことを思いつきました。牛乳パックの型なら簡単にできます」。無機質な質感がかっこよく、インテリアにもなじみます。

セメント

使ったセメントももちろん100円ショップのもの。つくり方はこちらです。

【ドアストッパーのつくり方】

1.セメントと水を混ぜる

混ぜる

容器にセメント600gを入れ、水120ccを少しずつ加えながら、割り箸で素早く練り合わせる。

2.牛乳パックに流し込む

牛乳パック

口を開いた牛乳パック(1000㎖用)に、セメントを流し入れる。

3.輪にしたロープを押し込む

ロープを押し込む

30cmのロープで輪をつくり、両端をテープで留める。流し込んだセメントの中央に留めた部分から3cmほど差し込む。

型をはがす

丸1日おき、しっかり固まったら牛乳パックをはがす。好みでロープの根元に黒いひもを巻くとアクセントに。

※商品によって必要なセメントや水の量は異なります。説明文をよく確認してつくってください。