この時季、「まだ食べられる?」と心配になる“傷みかけ野菜”。上手に使いきるためのボーダーラインを紹介します。
ちょっと心配なキノコ類は、切り落としと加熱でほとんどがイケます
エノキダケ:色いところがあり、内側の密集している部分がぬめっとしている
【食べ方】ぬめっとした部分を除けば食べてOK
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変色はパッケージの中で押されただけのことが多いので、食べてOK。傘の方からぬめっとしやすいものの、先端を除いて使えば問題なし! 内側の変色が進んで溶けているときは食べられません。
エリンギ:傘がしわしわ。傘の裏側も水っぽい
【食べ方】水っぽい場合、傘を切り落とします
しわしわは乾燥しているだけなので、そのまま使って問題ありません。水っぽい傘は、切り落として軸だけを食べるのが正解です。
シイタケ:傘の裏側が茶色く変色し、ヌメリが出ている
【食べ方】断面が白ければ、火をよく通せばOKです
傘の裏側が変色していても、切ってみて断面に白い部分が残っていたら、ヌメリがあってもセーフです。傘は薄切り、軸は裂いて、火をよくとおして食べます。断面全体が茶色かったり、においがするものはあきらめましょう。
シメジ:石づきから傘にかけて白い綿状のものがある
【食べ方】よく洗って火を通せば食べられます
白い綿状のものはカビではなく菌糸なので心配ありません。石づきは切り落とし、傘についたものは洗って落とせば、普通に食べられますよ。シイタケ同様、火をよく通し、断面が変色していたり、においがするものは残念ながら処分しましょう。