子どもが家にいる夏休みの間は、どうしても家が散らかりがち。すっきりをキープできないのは、いまの収納の仕組みが子どもには難しすぎるからかもしれません。
ESSEが取材した読者Fさんのお宅は、小さい子どもが2人いるとは思えないほどすっきり。散らからない収納の仕組みを見せてもらいました。
用途別ステーションにものを集めたら、子どもも使いやすく!
すべての画像を見る(全7枚)子どもが自分で片づけられるようにするには、ものの定位置をしっかり決めてあげることが効果的です。
「使う場所の近くを定位置にすれば、子どもが自分で出し入れできます」とFさん。数が多いアイテムや細かなもの、忘れがちなものも、定位置を専用のステーションとしてまとめたら、家族みんながすっきり管理できるようになったのだそう。
●リビングに<文具ステーション>で迷子を予防
散らかりやすい文房具は、子ども用はお絵描きグッズでまとめてリビングに、大人用はキッチンに。それぞれ1か所にまとめて管理すれば、点在して次々と増えることもありません。
<大人用文具ステーション>大人用はアイテム別に無印良品の引き出しにしまいます。
<子ども用お絵描きステーション>子ども用はサイズ違いの引き出しにイン。
ノートとペンをそれぞれ収納しています。
●リビングに<借り物ステーション>で、返却忘れの心配なし
子どもが借りた図書館の本や、友人に借りた雑誌などは、ひとまとめにしてリビングのサイドボードの上に。
「ここなら毎日目に入るので、返すときに『どこにしまったっけ!?』とあわてることがないんです」
無印良品のフタつきカゴに入れ、借り物をきれいに保管。見た目もすっきり!
●洗面所に<着替えステーション>で、着替えも管理もラクに
洗面所から浴室へと続くスペースにクローゼット風コーナーをつくり、夫と子どもの服、タオル類を収納。お風呂上りに子どもが自分で服を着てくれます。
<着替えステーション>「ここにしまえる数だけと決め、増えがちな衣類をセーブします。着替えの用意も簡単です」
奥が洗濯&干すコーナーなので、洗濯物を干す、しまうがひと続きでできて家事も時短に。
子どもが散らかしたものを親が片づけるのは簡単。ですが、片づけられる子に育てるためにも、今年の夏は収納を見直してみてはいかがでしょうか。