増えがちなうえにかさばる紙ものや薬やおもちゃ類。子どものいる家庭では減らしにくいものですが、少しの工夫で「かさ減らし」するとぐんとコンパクトになります。
具体的にはどうすればいいのでしょうか。外箱を捨てる、紙情報の保存は必要最低限にするなど、「かさ減らし」を積極的に実践しているという収納の達人をESSEが取材。教えてくれたのは、収納系ブロガーのわこさんです。部屋の散らかり防止はもちろん、家事の効率化にも役立つさまざまなアイデアを公開していただきました。
しまうときにコンパクト化する
しまうときにコンパクト化!収納の達人がやっている8つのルール
●雑誌は1週間でスクラップしてリビングの本棚へ
「雑誌は好きなコーディネートを切り抜き、商品情報と一緒にアイテムや色別にまとめています」。スクラップ帳が1冊終わる頃には、情報が古くなるので処分して、ため込みません。
●DVDはディスクとチャプター解説のみ残し、ケースを処分
DVDはかさを減らすためケースは処分し、チャプター解説の紙とディスクのみをホルダーに入れ、コンパクトに。「だれかに譲る可能性のあるものは、ケースを捨てずに別の収納スペースで保管します」。
●服のボタンやハギレは、ポケットアルバムにひとまとめ
服を買ったときについてくる予備のボタンやハギレは、無印良品のポケットアルバムにひとまとめ。1ポケットに1着分ずつ入れ、マスキングテープにブランド名を書いてはっておけば、探すときも一目瞭然です。
●DMや書類はその日のうちに、すぐに仕分け
郵便物や書類は、その日のうちに整理するのがルール。ダイニングテーブルにざっと広げ、保存の必要がないものはその場で処分することに。
長期保存するものは、バインダーに人別でしまっています。
●薬の外箱は処分し、ファスナーつきポリ袋に入れる
処方箋を切り取って、薬と一緒にファスナーつきポリ袋に入れて保管。
外箱を処分するのでコンパクトになって、ひとつの引き出しに収まります。
●箱入り調味料も、透明の袋に入れ替えれば使いやすい
残数が見えなくて不便だった箱入りの調味料は、透明の袋に移し替える習慣に。
残数がひと目でわかりやすくなったうえ、コンパクト化もできました。
●パズルの外箱も処分!「できあがり見本」さえ残せばじつは困らない
おもちゃ収納ボックスに入らなかった子どものパズルの箱は、できあがりの見本の絵を切り抜いて、ピースとセットで保存袋の中へ。
パズルは箱に立てて収納し、使うときにわかりやすくしています。
●紙の取扱説明書は持たずにデジタル化
家電の取説は、メーカーHPからダウンロードすれば、紙で持つ必要はありません。「デジタルで取り込んで、パソコンと同期したipadで見られるようにしています。こうすると、家電のある場所まで持ち歩けて便利なんですよ」。