夫の実家とのおつき合いで面倒なのは、なにも義父母や兄弟姉妹と直接トラブルになるようなことばかりではありません。長男ばかりがえこひいきされたり、ちゃっかり者の末っ子がかわいがられたり、夫の実家での兄弟間の序列にほんろうされる人や、義父母とほかの兄弟家族の不仲のとばっちりを食らう人も。

「今は我慢していればいい」と思っていても、こうしたことがのちに介護や遺産相続の問題につながってしまうこともあります。近年では、「遺産争族」というドラマも生まれたほど。

今回はエッセ読者が体験した、夫の兄弟とのトラブルについてご紹介します。「血のつながりほど濃いものはない!」と泣かされている人、多数です。

ストレス
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見舞いにすら来なかったのに、遺産だけ要求する義兄の嫁

●Cさん(44歳)の告白

三男の夫と結婚したから、夫の実家の面倒もそれほど負担にならないかと思っていたら、大間違いでした。
義父と長男の嫁との仲が最悪で、なかば縁きり状態。義父が病気で寝たきりになって入院しても、面倒を見るどころか見舞いにすら一度も来ないままでした。
結局、お葬式の手伝いもせず、墓参りもいっさいなし…。もちろん、そのしわ寄せはほかの兄弟たちが受けることに。

そのくせ、財産分与の話し合いになったとたん、少しでも有利になるようにと自分の意見ばかり主張してきて…。夫の実家では、いまだにもめています。

まじめな兄夫婦よりできない弟夫婦のほうがかわいい?

●Yさん(33歳)の告白

いつまでたっても頼りなく自分勝手なところがある義弟。義父母はそんなところもかわいくて仕方ないようで、義弟夫婦を異様に甘やかしています。
義弟の家族とディズニーランドに行くときはお金をすべて出してあげるのに、私たち家族と行くときはきっちり割り勘。こちらは予約からなにから、全部お膳立てしているのに…と、兄弟のなかでの格差を知って、釈然としない気持ちです。

義父母は、わが家は地道に生活しているからしっかりしていると思っている様子。それってなんだか、まじめにコツコツやっているせいで損をしているみたい。頼りない子どもほどかわいいということなんでしょうか…。

長男の子どもばかりひいきする夫の実家に怒ってます!

●Gさん(38歳)の告白

夫の実家は、昔ながらの長男をとにかく大事に考える家風で、三男の夫は軽んじられるばかり。
長男の子どもには誕生日やクリスマスなど、なんでも買ってあげるのに、わが家の子どもは一度も贈り物をもらったことがありません。

たまに夫の実家に行けば、長男の子どもの自慢話ばかり。同い年のうちの子どもに対する気づかいなんてゼロ。市内に住んでいるのに、足が遠のくばかりです。正月に遊びに行くのがせいぜいで、頻繁に顔を出す気にはとてもなれません。

夫の実家のデリカシーのない発言に傷つくことはたびたびありましたが、そのことを夫に話したところ、突然怒り始めたことがありました。疎遠にしていても血のつながりほど濃いものはないと思い知らされました。
以来、義父母や兄弟の話はわが家でタブーになっています。愛する夫の家族でも他人だし、好きになるのは一生無理。申しわけないけどお葬式でも泣けないと思っています。

ストレスを減らすためには、割りきることも大事

兄弟間での扱いの差は、それぞれの家の家風や考え方にもよることなので、簡単に解決できる問題でもないかもしれません。じっくり話し合えば改善する可能性もありますが、大きな期待をしたり無理をしないことも重要。
「この家はそういう考えなんだ」と割りきるようにして、それでもストレスに感じるようなら、頻繁におつきあいをせず、自分を守ることも大切かもしれません。