こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。
すべての画像を見る(全10枚)味つけは酒とブイヨンだけ!素材の味を楽しむ無水鍋
先日、たまたまバーミキュラというお鍋を知る機会があり、興味をもちました。野菜と肉を重ねて火を入れるだけで、ほとんど水分をたさなくてもとてもおいしく食べられるらしいのです。偶然にも、そのお鍋を、母が友人からいただきました。
…ということで、さっそく使ってみることに。なんともかわいい春色ピンク。
底の凸凹が、焦げつきを防ぐのかしら?なんて考えてみたりして…
今ある野菜をざっくりカットしてお鍋の中へ。
ニンジン、タマネギの上に、白菜の芯の部分や冷蔵庫に残っていたベーコンを入れ…
ふるさと納税でゲットしたお肉も重ねます。そしてまた、白菜、ジャガイモなどの野菜をオン。
大根はややしなっとなっていたので、皮がむきにくいと判断して皮ごと下ゆで。その後、無水鍋に加えました。
調味は、お酒ふた回しとブイヨンを1つだけ。10分火にかけ、10分ほど放置しておきました。たったそれだけで、ジャガイモも、ニンジンも、大根もほっくほく。色味は美しくないですが、大満足です。
水を入れてないのに、野菜から出たスープがこんなに! 焦げつきがないことにもびっくりです。
たっぷりの野菜にブイヨン1つ…。野菜本来のうまみがしっかり楽しめる昼食になりました。
さらにジャガイモと大根には、私の大好きな宮城県の「伊達の旨塩」をかけていただいてもおいしかった。
男性や育ち盛りの男子にはものたりないかもしれませんが、わが家は娘たちも、母も私も「おいしいね~」と、おなかいっぱい食べました。
【若松美穂(わかまつみほ)】
1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。
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