1冊のクリアファイルで人生が変わった主婦がいます。
神奈川県に夫と0歳の息子と暮らすあらたさん(35歳)は、家計管理が苦手で、結婚3年でムダにした家計簿は10冊以上。毎月の赤字を独身時代の貯金で補っていました。そんなあらたさんが出合ったのが、「
クリアファイル家計簿
」。「文字を書かなくていいし、余ったお金は好きに使っていいので、モチベーションが保てるんです」と大絶賛。
ESSE新年号「お金が貯まる家計簿のつくり方」でも紹介しているクリアファイル家計簿のやり方を、あらたさんに見せてもらいました。
すべての画像を見る(全4枚)あらたさんが実践するクリアファイル家計簿のやり方
●日付を書いた紙をクリアファイルに入れる
まずはA4またはB5サイズのクリアファイルを用意。「コピー用紙などに、1日の裏に2日がくるように、裏表に31日まで順に日付を書きます。日付を書いた紙をファイルのポケットに1枚ずつ入れたら準備完了!」。
●ファイルに1日2000円ずつお金を入れ、その予算でやりくり
月末に1000円札でお金をおろし、各日付のページごとに予算2000円をイン。買い物に行くときに、その日の予算を財布に移します。「食費、日用品代、外食費、医療費を含めて1日2000円。まとめ買いするときは、大体4日分を買うとして8000円を持ってスーパーへ行くことに。その後4日以内に、コンビニに行ったりするときは、おつりを使います」。冠婚葬祭費などは、特別費として別に管理。
●おつりは小銭ケースへ。レシートはファイルに戻す
1日の終わりに、財布のおつりをケースに移し、レシートはその日のポケットに戻します。「おつりが多く貯まった月は、そのお金で外食に行くことも。ほとんどは銀行に持って行き、全額貯金。これだけで月1万5000円は貯まります。おつりの使い道が自由なのも、クリアファイル家計簿が続く秘密です」。
クリアファイル家計簿には、まだまだメリットが!
「クリアファイル家計簿は、使ったお金も貯まったお金もひと目でわかるのがいいところ。2000円でやりくりしなきゃと思うとムダ買いが減り、自然と貯まります。お金の流れも把握できるようになるので、今では月10万円貯められるようになりました!」と笑顔で話してくれたあらたさん。
家計簿嫌いでも貯まる画期的なこの方法。じつは、多数のメディアでも話題に!考案者のファイナンシャルプランナー・いちのせかつみさんが、クリアファイル家計簿のメソッドをまとめた著書『
書かずに貯まる! クリアファイル家計簿』(扶桑社刊)も発売中です。2017年こそ、貯まる家計を目指してみてはいかがでしょうか。