缶詰や乾物などのストック食材は、日もちがするので安い時に購入しておくと便利です。しかし、見えないところに収納したものや、たまにしか出番がないものは存在を忘れがちに。使いたいときに見つからず、逆に同じものをダブって買ってしまったりと、失敗もありますね。そんな意外と難しいストック食材の管理。じつは、簡単なリストをつくって賢くやりくりできるんです。ミニマリストの私が、その方法をご紹介しましょう!

缶詰や乾物を増やさないコツはリスト化!一度つくればあとがラクに
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簡単に管理できる、缶詰や乾物ストック食材管理リストの活用法

 まずは一度、自分がよく使うストック食材をリストに書き出してみましょう。こちらに、よく使うストックをピックアップしましたので参考にどうぞ。

ストック食材をリストに書き出して

 買い置きリストが完成したら、キッチンの見やすい場所(収納扉の内側、冷蔵庫など)にはっておきましょう。そのあとは、買物に行く前にこのリストを見ながら、メモをつくります。メモを見ながら缶詰や乾物の買物をすれば、いつでも必要な物のみに絞ることができます。

<管理のポイント>

●ざっくりと管理して、続けやすくする

お肉や豆腐などの生鮮食品は賞味期限が短いため、細かい管理が必要です。しかし、缶詰や乾物のストックは保存期間が長いので、ざっくり管理でOK。ハードルを上げすぎると継続できずに、管理を挫折してしまいます。ざっくりとした管理の方法は、やっぱり一度必要なものだけを書き出すこと、つまりリスト化です。一度つくってしまえば、あとはそれを見ながら補充すればよく、ムダな労力を使いません

●特売で安かったからと同じ商品をいくつも買い込まない

ものが増えて収納スペースがごちゃごちゃになります。そうなると把握できずに同じものをダブって購入してしまうことに。この結果、加速度的にものがあふれてきます

●缶詰や乾物ストックは「○個」など必ず数を決める

こうすることで、在庫の量は基本的に同じに。管理しやすくなります。ストックがなくなったら補充するというルールがあれば、買うタイミングに迷いません

ミニマリスト主婦としてさらにひと工夫

缶詰や乾物ストックは「○個」など必ず数を決める

 私は、ミニマリスト(少ない物で暮らす主義)なので、家の中にものを増やさないようにしています。ものを増やさないコツは、使う頻度が高い食材だけを選んでもつことです。

 今回のテーマ、「缶詰や乾物」でいうと、たとえばマカロニとスパゲティなら、どちらか一種類あれば大体のメニューはつくれるので、片方だけをストック。また、海藻類などは何種類も取り揃えず、わかめ一種類のみに絞ります。そうやって限定していくとものが増えないですみます。飽きたら、ほかの種類に替えればいいだけですから、そこは気軽に決めればいいのです。

 ちなみに、年に数回しか使わない食材は、お得用は避け、少量だけ買ってその都度使い切るように。これなら保管場所をとらず、家の中が広く使えますよ。

 料理も買物も、これから一生続く作業です。ラクをするために、一度リストをつくってみませんか?そして、使う頻度を考えながら、食材を購入するようにしましょう。