ますます大型化が進み、たっぷり食材が入るようになった冷蔵庫。確かに便利になりましが、その一方で、広くなったスペースをうまく使いこなせない、食材が迷子になるといった問題も。そこで、ありがちなお悩みを編集部でピックアップ!さまざまな収納グッズを使ってスマートに解決する方法をご紹介します。今回アドバイスしてくれたのは、料理研究家の濱田美里さん、収納カウンセラーの大森めぐみさん、美ハウスプランナーの中村美香さんの3人。収納テクニックを学んで、お悩みを解消しましょう!
収納グッズを活用して冷蔵室にまつわる悩みを解消!
お悩み1:野菜室がごちゃごちゃになってしまいます
→ざっくり仕切り&だいたいの場所を決めて整理して
すべての画像を見る(全11枚)冷蔵庫に合ったカゴや仕切りを複数使って、野菜の量や大きさによって動かしながら区切るのがおすすめです。ネギなどを立てるのには、よく冷える金属製ののりの缶が便利。また、破れた野菜の袋はそのままにせず、移し替えるようにしましょう
<たとえばこんな収納アイテムで解決を!>
●スチール製の仕切板(任意のサイズのものを)
冷気を妨げずに仕切れ、不要なときは冷蔵庫のすみに沿わせればOK
●冷蔵庫用野菜ストッカー(イノマタ化学)
ニンジンやピーマン、葉野菜などを立てて収納するのに便利(仕切り2枚つき、約9.7×24.5×高さ14cm)
●鮮度保存袋シャキット(セイホウ)
鮮度保存袋に移せば、長もちして見た目もごちゃつきません(Mサイズ約17×41×マチ8cm/10枚入り)
お悩み2:奥のものをつい忘れてしまい賞味期限ぎれに
→トレーにのせて把握して。奥行40㎝弱のものがおすすめ
用途や種類ごとに分けて食材をトレーにのせ、トレーごと出し入れすれば、奥のものも忘れなくなります。トレーは冷蔵庫の奥行に合わせ、40cm弱のものを選んで。短いと、手前についものを置きたくなり、かえって出し入れのじゃまになります
<たとえばこんな収納アイテムで解決を!>
●ケユカ スリムトレー(ケユカ青山店)
冷蔵庫の奥行きに合いやすいサイズ(約38×18×高さ1.4cm)。ステンレス製なので重いものでもOK、掃除もラク
お悩み3:ストックおかずのコンテナがかさばります
→コンテナの形をそろえてコの字置きにする
保存容器のサイズをそろえると、スタッキングもしやすくコンパクトに。コの字型に並べると手前にスペースができ、調理中の食材などをさっと置けます
<たとえばこんな収納アイテムで解決を!>
●ジップロックコンテナー角型 中(旭化成ホームプロダクツ)
中身が見えて食べ忘れ防止に。角型なので冷蔵庫にデッドスペースが生まれなくて効率的(591ml、約14.5×14.5×高さ6.3cm)
お悩み4:ドアポケットの整理が難しいです
→エリアを決めてカゴで仕切って
ドアポケットの区画ごとに、ビール、調味料、紙パック飲み物などと分けるとものが迷子になりにくくなります。小袋調味料は、仕切りつきのカゴを使って分類を
<たとえばこんな収納アイテムで解決を!>
●ドアポケットケース(イノマタ化学)
小袋の辛子やしょうゆなどを分類して入れれば使いやすい!(約21.8×8.2×高さ5.9cm)
お悩み5:少しだけ残ったおかずの保存に悩みます
→保存もできて食卓にも出せるガラス容器に
スクリュー式でないガラス製の保存容器に入れておけば、お皿に移す手間なくさっとテーブルに出すだけでおしゃれ。中身が見えるので食べ忘れ防止にも
<たとえばこんな収納アイテムで解決を!>
●イワキパックぼうる200ml(イワキ/AGCテクノグラス)
すっきりしたデザインで、スタッキングもできるので場所をとりません(約直径9.9×高さ4.3cm)
注意:仕入れ状況によって同じ商品が店頭にない場合や、すでに販売が終了している可能性もありますので、ご了承ください