キッチン収納の困りもののひとつが、乾物や乾麺のキープの仕方。袋のサイズもバラバラだし、使用頻度もまちまちなので、使いやすく整理するのは意外と面倒なものです。また、場合によっては、収納スペースの奥に紛れ込んでしまって使用期限を逃したり、ストックがあるにもかかわらずダブって買い足してしまったりすることも。
そこで、乾物や乾麺をすっきり使いやすく整理してくれる収納グッズをご紹介。ピックアップしてくれたのは、キッチンのプロたちです。使い方もあわせて説明しているので、キッチンの棚や引き出しがごちゃごちゃとしている人は、ぜひ参考にして!
乾物&乾麺をすっきり使いやすくする収納グッズセレクション!
●食材の色を「白黒」で分類、ボックスに振り分ける
まずは、乾物を白いもの、黒いものでおおまかに色分けしてみましょう。「この程度の分類のほうが面倒ではなく、探すときの手間も省けるんです。ボックスは、側面が平らですっきり見える「ブリックス」<吉川国工業所>のものを、持ち手を外して使っています」(収納カウンセラー・大森めぐみさん)。
たとえば、以下のように、黒と白で分類すればわかりやすい!
<黒>…
黒ゴマ、のり、ヒジキ、小豆、昆布、干しシイタケ、キクラゲ、煮干し、いりこ
<白>…
麩、白ゴマ、桜エビ、切り干し大根、高野豆腐
●乾物が増えてきたら“お引っ越し”収納
まずはできるだけ1つのボックスで管理。あふれてきたら、分類してまとめられそうな乾物をピックアップし、別のボックスに“お引っ越し”という方法で、管理をしているという美ハウスプランナー、中村美香さん。「わが家の場合は、お弁当用のふりかけ、だし、その他で仕分けしています」。ちなみに愛用しているのは、フランフランの「グラマラスCDボックス」。収納扉を開けたときにテンションが上がるものを選んでいます。また、保存がラクになるため、乾物はできるだけファスナーがついたものを購入するように。
●長いパスタに合わせて保存容器をチョイス&ラべリング収納
麺類はいちばん長いパスタに合わせて容器を選びます。中村さんが使っているのは、「パスタパック」<サナダ精工>。「ショートパスタやうどんも袋から出してここに入れ、ラベルをはります。立てても寝かせても置けるので、フレキシブルにしまえるので収納場所にも困りません」。
注意:仕入れ状況によって同じ商品が店頭にない場合や、すでに販売が終了している可能性もありますので、ご了承ください