毎日使うものだから、できるだけ清潔にしておきたい枕。じつは素材によって、洗えるものなのです。洗濯王子として活躍する中村祐一さんに、家庭でできる洗い方を聞いてみました。枕元で読書を楽しむもよし!心地よく眠りにつくもよし!すっきり枕で、気持ちのいい秋の夜長を満喫しましょう。
まずは絵表示を確認。洗濯機で洗えるかをチェック!
●フェザー
羽毛素材は、基本的に家庭での水洗いが可能。ただし、乾燥に時間がかかるので、天日干しや乾燥機で効率よく乾かして
●綿
素材が中綿やポリエステルなら問題なく家庭の洗濯機で洗えます。ただし、綿100%の場合は乾燥後、綿がかたくなる可能性も
●そばがら
洗濯機、手洗い問わず、水洗いは避けたい素材。吸湿性に優れ、寝ている間の汗をよく吸うため、天日干しをしてお手入れを
●低反発
ウレタン素材が破けてしまうため、水洗いNG。ただし最近では、丸洗いできる低反発枕も登場しているので、表示をチェック!
絵表示を確認してOKなら枕を洗濯機へ!
【1】じかに洗剤をつける
すべての画像を見る(全5枚)よだれのシミや汗、頭皮の皮脂汚れなど、気になる部分に中性洗剤を直接つける
【2】枕を2つ用意し一緒に入れる
洗濯中にガタガタ揺れると綿が片寄ってしまうので、2つ一緒に入れてバランスを保つ
【3】手洗いコースを選ぶ
手洗いコースなど、優しく洗うコース設定をし、適量の中性洗剤を入れて洗濯機で洗う
【干し方】
ハンガーに両端を引っかける。手でたたいて中の綿を均一に戻す。2つのハンガーに枕の両端を通して、干しザオに干す
【中村祐一さん】
1984年、長野県生まれ。国家資格クリーニング師。長野県にて家業の「芳洗舎」3代目を務め、「
洗濯王子」としてテレビや雑誌でも活躍。