突然ですが、皆さんはスーパーの陳列の法則をご存知ですか?一般的に、スーパーの商品の並べ方には、消費者(私たち主婦)が思わず手に取ってカゴに入れてしまう仕掛けがいっぱい!たとえば入り口近くに鎮座している特売品。単価が安いからと思ってカゴに入れ、その調子でどんどん入れて行ったら、レジに着く頃には「本当は必要じゃないもの」がカゴの中を埋めつくし、あっさり予算オーバーなんてことも。そこで、私が実践している「予算オーバーしないスーパーのまわり方」をご紹介します!

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スーパーをまわるときは、献立を決める順番で

 献立を立てるときメインおかずから決めていくように、スーパーでまず見るべきなのはメイン食材の肉&魚。でも、ほとんどのスーパーは、入って最初に野菜コーナーがあり、いちばん目立つところにその日の「特売品」が積まれているのが鉄則。これ、入って最初に見た物が安いと、購買意欲がかきたてられるからだそう!

 なので、特売野菜は冷静な目でチェックしつつ一旦通り過ぎ、先にメイン食材のコーナーへ。その後、野菜コーナーに戻り、残りの予算に合わせてサブおかずやつけ合わせに使う野菜を選びます。肉や魚といった野菜に比べて単価の高い物を先に選ぶと、気持ちもセーブされて買い過ぎ防止にも効果的なんです。

スーパー

メインおかずは、5日分をその場で考える!

 買い物に行く前に1週間分の献立を決めて、買い物リストをつくって、スーパーではリストの食材を探し回って…なんて人はいませんか?私は普段、約1週間分の食材をまとめ買いしていますが、献立は、約5日分をその場で考えて買っています。そうした方が、実際に食材を手に取りながら、買い物の予算に合わせて必要かつお買い得なものが選べるんです。また、5日分にとどめておくことで、急な外出や、疲れてしまった日に簡単なメニューに変更するなど、イレギュラーな出来事にも臨機応変に対応できます。「結局使えなかった」と、食材をダメにしてしまうこともありません。

●チルド食品は心強い助っ人に!

 5日分しか買わないなら、あと2日の晩ご飯は!?と思ったそこのあなた。私は、残り2日のために、チルド食品や焼くだけでOKのものなどを買っています。生鮮食品に比べて日もちがするし、仕事が思いのほか忙しかったなどの理由で晩ご飯の準備に時間がとれないときでも、お総菜を買わなくてすむので、結果的に安上がりに。「がんばらなくていい日」をつくっておくのも、食費節約が長続きするポイントですよ。

 スーパーでの買い物の仕方を変えるだけで、ぐっと節約効果が上がるかも!?ぜひ、試してみてくださいね!

【髙木 瞳】

三重県在住。姉妹(3歳、1歳)の子育て中。「お金をかけない豊かな暮らし」をテーマに、ブログ「

節約彩りLIFE*

」を運営

※画像はイメージです