暮らしの手間を効率化するため、さまざまなアイデアを発信してきた生活コラムニストのももせいずみさん。”最短距離”で確実によい結果を得るために、自身で試行錯誤してきたキッチンにまつわる時短家事を紹介してくれました。

手間がかからず、結果を重視した家事にシフト!

●仕切りカップ、お弁当箱、保存容器のサイズを統一する

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 お弁当づくりは、無印良品のシリーズで時短に。「おかずはそれぞれシリコンカップで小分けし、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存。朝は、カップごとお弁当箱へ。シリコンカップとお弁当箱、密閉容器のサイズが同じだからピタッとはまるんです」。朝は家族それぞれ自分が詰める仕組みにすればもっと時短になりますよ。

●調理道具と食器を兼ねたオーブン皿を日常使いする

オーブン皿

 オーブン皿やパエリアパンを日常的に活用。「オーブン皿で調理し、そのまま食卓へ。盛りつけや洗い物の手間をカットできます」。また、グラタンなら、オーブン皿にホワイトソースの材料を入れてレンジで調理。そこへ具を入れ、オーブンで焼き上げる、といったようなひと続きでの調理も可能です。

●排水口のバスケット2個作戦でヌメリ掃除の手間を省く

 排水口バスケットのヌメリは、生ゴミと水気が原因。「生ゴミをためないよう、浅型のものにチェンジ。2個用意し、1日おきに使うのがポイントです」。1日の最後にざっと洗い、もうひとつをセット。「洗ったものはよく乾かすことで、雑菌の繁殖を防げるんです」。

【ももせいづみさん】

子育てをしながらフルタイムやフリーランスで働いてきた経験をもとに、家事や暮らしのアイデアを発信。All About「時短生活」ガイド。著書に『

働く母さんお助けバイブル

』(主婦の友社刊)など 

http://www.izoomi-m.com/