宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARAZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAのすばらしさをみなさまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待を綴ります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
Vol.5 名曲が楽しめるゆかいなミュージカル『こうもり …こうもり博士の愉快な復讐劇…』
星組の『
こうもり …こうもり博士の愉快な復讐劇…』。先日、新人公演を観てきましたが、今回は本公演、しかも千秋楽です。以下、くり返しになりますが、あらすじをおさらい。
“ワルツ王”と呼ばれる、ヨハン・シュトラウス二世の傑作オペレッタ「こうもり」。舞台は19世紀後半のウィーン。ファルケ博士は、親友のアイゼンシュタイン侯爵と共に仮装舞踏会に出席した。帰り道、泥酔したファルケは、アイゼンシュタインによって“こうもり”の扮装のまま大通りに縛りつけられる。そのまま朝を迎えたファルケは、街じゅうの笑いものとなり、“こうもり博士”と呼ばれる羽目に。ファルケは、アイゼンシュタインに対するゆかいな仕返しを考えて…。
『THE ENTERTAINER!』
第二部は、星組の魅力を余すところなく見せる、華麗多彩なショー作品。「エンターテイナー」をテーマに、現代的にアレンジしたさまざまな名曲と、心躍る場面の数々で構成した新時代のエンターテインメント・ショーになっています。
十輝いりすとのサヨナラ…
乙女だけが集うTAKARAZUKAには必ずサヨナラがあるけれど、85期の人気モノ、十輝いりすが退団(T ^ T) …。抜群のスタイルとビジュアルながらリラックマみたいな癒し系で、愛称"まさこ様"。宙組から組替えし、同期のレジェンド柚希礼音と宙組時代の同士北翔海莉と2代続けてトップを支え、最後の花束を2人から受取り、劇場にいた全ての人がまさこ様との別れを惜しんだのでした…。102期生お披露目の星組公演、大いに盛り上がり楽を迎えました。お疲れさまでした!
【山本浩未】
宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らす、ライフスタイルが世代を超えた女性に支持されている。「
きれいは力」(幻冬舎刊)、「
美人メイク基本の“き”」(宝島刊)、「
同窓会で二番目にキレイになるには …」(小学館刊)など著書多数