食べ物が傷みやすい時季、お弁当づくりはとくに気をつかいたいですよね。細菌の繁殖を防ぐために注意すべきポイントを、お弁当おかず別に紹介します。
おかずの選び方、調理の仕方に要注意!
●野菜の肉巻き
すべての画像を見る(全3枚)インゲンやニンジン、アスパラなど水分が出にくい野菜を使いましょう。野菜はゆでると水分が出やすいので、電子レンジ加熱が◎。しょうゆやみそ、豆板醤、カレー粉などで、濃いめに味つけを。
●野菜炒め
野菜を菜箸などで混ぜすぎると、水分が出る原因に。肉や、火がとおりにくい野菜を下に、火がとおりやすい野菜を上にのせ、2分ほど触らず、焼きつけるように炒めるのがコツ。味つけは少し濃いめにしましょう。
●卵焼き・オムレツ
卵は濃いめに味つけをしてしっかり火をとおすのがポイント。形をくずして焼くか炒める調理が安心です。抗菌効果のある青ジソや梅肉を入れた卵焼きや、芯が半熟にならないよう、平らで均一に火が入るオープンオムレツがおすすめ。
●ナムル
水分が多いモヤシは避け、水気が出にくいニンジンやコマツナなどを、ラップをして電子レンジ加熱し、水気をしっかり絞ります。ゴマ油をからめ、塩を効かせてあえると抗菌に加え水分が出にくくなります。すりゴマを混ぜても。
●添え野菜
水分が少ないものでも生野菜をそのまま入れるのは禁物です。レンジ加熱するか、酢と油でマリネしたり、ピクルス仕立てにしましょう。
お弁当に、こんなおかずはNG!
・エビマヨ
…揚げたエビをマヨネーズであえるエビマヨは、夏は傷みやすいのでNG
・豆腐チャンプルー
…豆腐を使ったおかずは、水分が出やすいので炒め物でも避けましょう
・ミートローフ
…材料はハンバーグと同じですが、火がとおりにくく、加熱後に切り分けるので不向き
・ポテトサラダ
…傷みやすいジャガイモとマヨネーズの組み合わせは、味が濃くてもNG
・コールスロー
…生のキャベツをマヨネーズであえるので、水分が出て雑菌が繁殖するので、お弁当にはNG
いかがでしたか?
こちらの記事と合わせてしっかり学んで、安心のお弁当生活を心がけましょう!