冷蔵庫が整理されていないと、食べ物を腐らせてしまったり、賞味期限切れにしてしまったり…。これではセールの時に節約のつもりでまとめ買いしても逆効果に。また、冷蔵庫を開けるたびに食材を探していると、時間も電気もムダ使いしてしまいます。

 毎日のムダをなくすためには冷蔵庫は常にきれいにしておくことが大切。日頃からすっきりと使いこなしている達人のワザを紹介します。買い物術からストック方法まで、マネしたくなるアイデアはさまざま。参考にすれば、節約も家事の時短も実現します。

買い込まないから管理もシンプルに
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買い込まなければ、管理がシンプルになる!

 常に冷蔵庫では4割の空きスペースを意識しているという達人。週1回のまとめ買いをやめ、同じ金額を3回に分けて、新鮮なものを買うようにしています。これならストックスペースも不要。また、さまざまなサイズのほうろう容器を組み合わせて、空間をムダなく、かつ分かりやすく活用。冷蔵庫を開けるたびに気持ちがいいので、常にこの状態をキープしたくなります。

・<冷蔵室>こまめに買って新鮮なものを食べ、収納量を少なめに

買い込まないから管理もシンプルに

おもに、今日~明日食べる食材と、保存食やみそなどの常備品を収納。食べきってから買うので、いつも達人の家ではこの量です。

最上段:大人用菓子・塩麹

2段目:今日~明日食べる食材

3段目:フリースペース(白い鍋の場所)、カット野菜、漬物、大豆製品、みそ、保存食

最下段:バター、卵

・<野菜室>専用ケースで野菜をガード

上段の香味野菜は、行方不明にならないよう、指定席を用意。下段には100円ショップなどで購入した深型ケースを2つ置き、ひとつに使いかけを、もうひとつに傷みやすいものを入れます

・<冷凍室>ケースやカゴで見えやすく配置

扉の開閉の勢いで移動しがちな袋ものは、ケースに入れて定位置をキープ(上段)。深さのある下段は、ブックエンドやカゴを使ってタテ型収納に。上から一目瞭然

・<ドアポケット>ジャンル別にして、探す範囲を限定

買い込まないから管理もシンプルに
つくりたい料理別で便利!

右のドアポケットは、調味料専用に。下段に使用頻度の高い基本調味料、中段に和、中華・韓国系調味料、上段に洋食系調味料と、3つのポケットに入れて分けています。たとえば、中華料理をつくるときは中段だけを見ればいいので、探す手間なし!