北欧好きの人たちの次の旅の目的地として注目を集める、バルト三国。中世ヨーロッパの街並みを残し、森と湖に囲まれたまるでおとぎの国のような三国は、とってもかわいい雑貨の宝庫!熟練した職人たちによってつくられる手工芸品や、丁寧につくられた布小物、ほっこりかわいいカゴなどなど…心くすぐられるアイテムの数々を、バルト三国の魅力にハマったという、旅ライターのSannaさんに紹介してもらいました。

街も人も素朴でかわいいバルト三国のほっこり雑貨たち

街も人も素朴でかわいいバルト三国のほっこり雑貨たち
エストニアで見つけたリネンのポットマット
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●バルト三国ってどこ?

ラトビアの首都リガの街並み
ラトビアの首都リガの街並み

 バルト海の東に位置し、フィンランドの南に並ぶエストニア、ラトビア、リトアニアの三国で、森と湖に囲まれた自然豊かな国々。中世の街並みが色濃く残り、石畳が続く旧市街地に足を踏み入れると一瞬にしてその時代にタイムスリップしたかのような感覚に陥り、歌と踊りにあふれる牧歌的な雰囲気には心が和みます。ハンドクラフトや手織り、民族工芸が今も盛んで、どの国の街にも小さな雑貨店が点在。多くの女性客や旅行者の心をわしづかみにしています。

乙女心をくすぐるエストニアの刺繍と織物

乙女心をくすぐるエストニアの刺繍と織物
カフェやレストランが集まる首都タリンのエコヤ広場。建物の色使いもかわいい

 エストニアには、刺繍やレース、織物など手仕事を愛する人たちが多く、なかでもかわいいのはエストニアの離島、ムフ島とキフヌ島で昔ながらの手仕事でつくられる伝統工芸品。素朴ながらもエスニックな雰囲気が漂う刺繍や織物は、乙女心をくすぐります。

●ムフ刺繍

乙女心をくすぐるエストニアの刺繍と織物

 色鮮やかで繊細な手仕事がすてきな、ムフ島の伝統手工芸「ムフ刺繍」の巾着。クッションカバーやミトン、小物入れなどバリエーションも豊富につくられています。

●キフヌの赤い織物

乙女心をくすぐるエストニアの刺繍と織物

 キフヌ島の伝統衣装である赤い縞模様の織物は、ソファーやクッションのカバーになどにも取り入れられ、インテリアのアクセントに。

乙女心をくすぐるエストニアの刺繍と織物

 こちらは滞在時に宿泊させていただいたキフヌ島のお宅。赤を主体としたお部屋全体がカラフルで、どこかレトロな雰囲気があり、とってもキュートです。